2018年10月10日、央視網(wǎng)は、國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日）の連休のUターンラッシュで中國(guó)の高速鉄道に乗車券を持たない乗客が多數(shù)乗り込んだために発車できなくなった騒動(dòng)を挙げ、「類似の事件があちこちで起きていた」と報(bào)じた。

7日、貴州省の貴陽東駅から北京西駅に向かう高速鉄道G402「復(fù)興號(hào)」が鄭州市東駅に到著した際、乗車券を持たずに乗り込む人が続出。定員オーバーで運(yùn)行ができなくなった。乗務(wù)員が乗車券のない人は降りるよう促すも客らは無視。記事によると、多くの人が短い區(qū)間の乗車券しか持っておらず、とりあえず乗車して後で追加料金を支払えばいいと考えていたという。

中國(guó)科技網(wǎng)などによると、「復(fù)興號(hào)」は一定以上の重量超過で警報(bào)裝置が作動(dòng)し運(yùn)行できなくなるが、「和諧號(hào)」にはこの裝置はついていない。乗務(wù)員が後続の「和諧號(hào)」への乗り換えを促すと、一部の乗客は理解を示し下車。殘った乗客らは各車両にばらけ、ようやく運(yùn)行が再開された。しかし、その後に止まった駅でも乗車する人がいたため、乗務(wù)員は改めて乗車券のない客に下車を求めたという。

記事によると、類似の騒動(dòng)はあちこちで起きていた。福建省の三明北駅から北京へ向かうZ72列車では、定員オーバーにより正規(guī)の乗車券を持っている人が乗車できなくなった。上海虹橋駅から北京南駅へ向かうG108列車でも、定員オーバーにより乗務(wù)員が乗車券を持たない客に下車を促す騒動(dòng)があったという。（翻訳?編集/北田）