2012年10月1日、米AP通信によると、漢方の原料である野生の薬用ニンジンのアジア市場(chǎng)での需要増に目を付けた違法採(cǎi)取が、米國(guó)で橫行している。米華字サイト?米國(guó)中文網(wǎng)（シノビジョンネット）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、ミシシッピ川からグレート?スモーキー山脈にかけ、多くの違法採(cǎi)取者が勝手に國(guó)立公園內(nèi)や私有地に入り込み、野生ニンジン探しに明け暮れている。どんな小さなものでも見(jiàn)逃さず、われ先にと採(cǎi)っていってしまう。

滋養(yǎng)強(qiáng)壯作用に優(yōu)れた野生ニンジンのアジア市場(chǎng)における需要は増え続けているが、中國(guó)では亂獲によりほとんど採(cǎi)れなくなっている。そこで、最近はカナダや米國(guó)東部の野生人參が注目されるようになった。

過(guò)去10年で野生ニンジンの価格は急騰しており、現(xiàn)在は1ポンドあたり500?600ドル（約3萬(wàn)9000円?約4萬(wàn)7000円）で取引されている。人工栽培はこの10分の1程度。不動(dòng)産投機(jī)抑制策により行き場(chǎng)を失った投機(jī)マネーが漢方薬市場(chǎng)に大量に流れ込んだようだ。

ワシントン條約により、米國(guó)では野生ニンジンの採(cǎi)取や輸出は州政府の許可が必要で、採(cǎi)取できる期間も決まっているが、違法採(cǎi)取者が絶えない。米國(guó)最大の産地であるウィスコンシン州では2007年の12人から、2011年には36人へと3倍に増えたという。（翻訳?編集/NN）