2012年10月2日、仏ハイファッションブランド「ザディグ?エ?ヴォルテール」が、2014年にパリで新たにオープンさせるホテルを「中國(guó)人観光客お斷りにする」ことを発表し波紋を呼んでいる。美國(guó)中文網(wǎng) （SINOVISION NET）の報(bào)道を英デイリー?メールが転載して報(bào)じた。

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40室の客室を有する予定の同ホテルだが、中國(guó)人観光客は利用できない。ブランドの創(chuàng)始者のティエリー?ジリエ氏はファション紙のインタビューを受け、「我々のホテルは誰にでも開放されるわけではなく、利用客を選ぶことになる。例えば、中國(guó)人観光客は利用の対象ではない。パリは利用客の要求が高く、多くの人が靜寂とプライバシーのある環(huán)境を求めている」と語った。

このニュースが中國(guó)版ツイッター「微博」（ウェイボ）で伝えられると、議論を呼ぶところとなった。2011年にフランスは中國(guó)人観光客の主要な旅行先となっており、同國(guó)を代表するファッションブランド?シャネルの調(diào)べによれば、年間90萬人以上の中國(guó)人が観光で訪仏している。2020年にはこれが400萬人にまで膨れ上がるとの予測(cè)もある。

首都パリは観光客に人気の都市。2011年、仏観光業(yè)は高級(jí)ブランド品市場(chǎng)のおかげで720億ドル（約5兆6000億円）の利益を生んだ。今回の件は、「多くの高級(jí)ブランドは自社製品を購(gòu)入する中國(guó)の顧客に品性が欠けるため、ブランドのイメージを損ないかねないと危懼しているためでは」と、記事は指摘している。（翻訳?編集/岡田）