2018年10月10日、韓國メディア?韓國経済は「日本に向かう中國人観光客…アモーレは橫ばいなのに資生堂はぐんぐん」と題する記事を掲載した。

記事によると、韓國と日本の化粧品メーカー大手のアモーレパシフィックと資生堂の株価が反対の動(dòng)きを見せている。今年に入ってアモーレパシフィックの株価が30％以上下落している一方で、資生堂は40％以上上昇した。両社が中國市場をめぐってし烈な競爭を繰り広げる中、中國人観光客の日本製品を好む傾向が強(qiáng)まったことから、資生堂が反射的利益を得ているとの分析が出ているという。

かつてはアモーレパシフィックの方が人気を博していたが、2016年の韓國への「THAAD（高高度防衛(wèi)ミサイル）」配備以降、中國人観光客の足が日本へと向かい始めて逆転した。今年上半期に日本を訪れた中國人観光客は405萬人で、韓國を訪れた中國人観光客（217萬人）より約2倍多い結(jié)果となっている。今や東京?銀座は、かつてのソウル?明洞（ミョンドン）のように中國人観光客でにぎわっている。

専門家からは「中國政府による違法仲介業(yè)者規(guī)制の強(qiáng)化も悪材料」と指摘する聲も上がっているという。

これに、韓國のネット上では「ずっと韓流に乗っかっていればいいと安易に考えていたのだろう」「基礎(chǔ)研究をしない韓國の化粧品業(yè)界に未來はない。マーケティング費(fèi)用のせいで研究費(fèi)がない。資生堂に追いつくには10年は研究しなきゃ」「今年の國慶節(jié)（※中國の祝日）の人気旅行先はタイ?日本?香港?臺灣?ベトナム?シンガポール?韓國?インドネシア?マレーシアの順。これが韓國の観光業(yè)界の現(xiàn)実」「中國人は元々日本製品好き。韓國製品は安くて質(zhì)が悪くないからとりあえず売れていただけで、いろいろ試してブランド志向が強(qiáng)まれば日本やフランスの化粧品を使うようになる」「韓國人も海外の方が安くて見るものもたくさんあると思ってる」など厳しい聲が目立ち、あるユーザーからは「國內(nèi)の內(nèi)需市場を回復(fù)させるには、規(guī)制を緩和してプレミアム市場を拡大させるべき。観光産業(yè)は政府の力が重要なのに、3流政府に3流政治はKPOのP一本推し」との聲も上がっている。（翻訳?編集/松村）