Record China 2018年10月15日(月) 0時(shí)20分
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中國メディアの新浪網(wǎng)は、中國のJ―10C戦闘機(jī)(寫真)は4つの「目」を追加することで、簡易版J―20になったと主張する記事を掲載した。
中國メディアの新浪網(wǎng)は12日「中國の殲10C(J―10C戦闘機(jī))は4つの『目』を追加することで、簡易版殲20(J―20戦闘機(jī))になった」と題する記事を掲載した。
記事は、現(xiàn)代の軍用機(jī)にとって主要な脅威はミサイルと紹介。ミサイル飛來に対して警報(bào)を出すことが、軍用機(jī)が「命を保つ」ことの鍵になると論じた。最初に採用されたのはレーダーによる警報(bào)裝置だが、ミサイルもレーダーが使いにくくなるよう進(jìn)化したため、光學(xué)式の裝置が発展したと説明した。
光學(xué)式警報(bào)裝置としてまず登場したのは紫外線利用の裝置で、中國のJ―10A(殲10A)、J―11(殲11)戦闘機(jī)やH―6M(轟6M)爆撃機(jī)も裝備しているという。記事は、「紫外線は高エネルギーの物體だけが放出し、空中で紫外線を放出するのは太陽以外ではエンジンから出る炎しかない」と説明。紫外線による警報(bào)裝置は最初、最初は歐州の戦闘機(jī)が裝備したが、中國も世界と歩調(diào)を合わせたと紹介した。
記事は続けて、紫外線による警報(bào)裝置の問題點(diǎn)を紹介。炎を出しながら飛行する物體にしか利用できないので、最終段階でエンジンを止め滑空により標(biāo)的に當(dāng)てるタイプのミサイルには対応できないという。
そのため、裝置としてさらに複雑でデータ処理の水準(zhǔn)も向上させねばならない赤外線使用の警報(bào)裝置が登場した。記事は、赤外線式警報(bào)裝置を備えた代表的な戦闘機(jī)として、中國のJ―20とロシアのSu―35を挙げた。記事はさらに、最近になり公開されたJ―10Cの寫真に注目した。
機(jī)體上にある警報(bào)裝置のレンズ部分が従來より大きくなり、また4カ所増えていると指摘。大きくなったのは、これまでの紫外線式が赤外線式に換裝されたからと分析。さらに、従來のJ―10Cの警報(bào)裝置には「死角」があったが、警報(bào)裝置の取り付けを4カ所追加したことで、前後左右上下のすべての方向を監(jiān)視できるようになったと主張。記事は、光學(xué)式警報(bào)システムの完備の點(diǎn)で、J―10Cは「簡易版J―20」になったと主張した。
J―20の最大の特徴は、実際の能力についてはさまざまに取沙汰されているが、ステルス性を備えた點(diǎn)と考えてよい。同記事の見出しが、ミサイル警報(bào)システムだけに注目して、新型のJ―10Cを「簡易版J―20」と紹介したことには、やや無理があると思われる。
J―10シリーズの原型機(jī)初飛行は1998年3月とされる。運(yùn)用開始は2005年。先行して運(yùn)用していたJ―11は重戦闘機(jī)に分類され、J―10は比較的安価な軽戦闘機(jī)として、戦闘機(jī)配備數(shù)を確保する混合運(yùn)用(ハイ?ロー?ミックス)のために開発された。
なお、J―11は舊ソ連が開発したSu―27の中國におけるライセンス生産版だが、中國はロシア側(cè)の承諾を得ずにJ―11の派生型であるJ―11BやJ―15などを開発したため、両國間で問題が発生した。しかしソ連時(shí)代に比べれば資金調(diào)達(dá)が困難になったロシアの軍需企業(yè)にとって、「上客」である中國と決定的な対立はできないため、ロシア側(cè)も結(jié)局は、引き下がらざるをえなかった。
J―10については、J―11などに比べ墜落事故が多いという問題もあった。同機(jī)は當(dāng)初、ロシア製のAL-31FNを搭載していたが、後に中國が米國製エンジンのCFM56をベースに開発したWS―10(渦扇10)を搭載するようになった。しかしWS―10は信頼性が低く、しかもエンジン2発を搭載するJ―11とは異なり軽戦闘機(jī)のJ―10は単発機(jī)であったため、たった1基しかないエンジンの不具合が墜落に直結(jié)したとされる。(翻訳?編集/如月隼人)
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