2012年10月7日、映畫「太極」シリーズを監(jiān)督した俳優(yōu)スティーブン?フォン（馮徳倫）が、米大手エージェンシーと所屬契約を交わし海外進(jìn)出に乗り出すことになった。文匯報が伝えた。

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スティーブン?フォンがメガホンを執(zhí)った「太極」シリーズは、第1部の「太極1従零開始」が9月27日に封切られた。10月はじめの長期連休に投入されたものだが、興行収入はすでに1億元（約12億5000萬円）を突破。同時期公開作では人気トップを獨走している。

ゲーム感覚のカンフーアクション映畫という新たなジャンルを打ち立てた「太極」シリーズ。今夏には第69回ヴェネチア國際映畫祭、第37回トロント國際映畫祭でも上映されて好評だった。これに目をつけたのが、ハリウッドの5大エージェンシーの一つ、Paradigm Agency（パラダイム?エージェンシー）。アカデミー賞俳優(yōu)エイドリアン?ブロディらを抱える同事務(wù)所が、スティーブンと契約を交わしたことが明らかに。彼の頭の中にある次回作の構(gòu)想が、海外で実現(xiàn)される可能性が高くなっている。

「1億元監(jiān)督」の仲間入りを果たしたスティーブンだが、映畫人気を支えた大きな要因にアンジェラベイビー（楊穎）を挙げている。アクション経験のない彼女が、半年間のトレーニングを経てカンフーの達(dá)人に変身したことで、その頑張りを絶賛していた。（翻訳?編集/Mathilda）