「寫真はきれいだが、行動は醜い」=中國の公園で植物が踏まれるマナー違反、公園はやむなく“最終手段”に

The World Video    2018年10月16日(火) 20時20分

拡大

中國浙江省杭州市の公園で14日、ネットで人気を集め多くの人が押し寄せ寫真撮影していた植物が全て刈り取られていた。観光客のマナーの悪さが原因で公園側(cè)がやむなく取った対策という。

中國浙江省杭州市の公園で14日、ネットで人気を集め多くの人が押し寄せ寫真撮影していた植物が全て刈り取られていた。観光客のマナーの悪さが原因で公園側(cè)がやむなく取った対策という。杭州の地元紙?都市快報が伝えた。

刈り取られたのは、同市の濱江江辺公園に植えられたイネ科のマーレンベルギアカピラリス(中國名:粉黛亂子草)。SNSで話題になり10月以來多くの人が訪れていたが、故意に植物を踏んで人が立ったり座ったりするスペースを確保する人が続出。本來は9~11月が見ごろなのだが、こうした行為により植物の莖が痛みそのまま放置すると根が腐り植物が枯れてしまうため、やむなく早々にすべてを刈り取ったという。

公園の植物を管理している女性は、「マーレンベルギアカピラリスは2016年から栽培を始め、夫と一緒にわが子のように大事に育ててきた。人が殺到してからは、毎日のように柵に入らないよう大聲で注意したが全く効果はなかった。結(jié)局私の喉は炎癥を起こし醫(yī)者から靜養(yǎng)を進められ、夫は観光客を注意したことでののしられ病床に伏した。自分の子どもが痛めつけられたようで心が痛い。観光客らは一様にきれいな寫真を撮っているが、その行動は実に醜い」と苦言を呈している。

中國では9日にも陝西省漢中市や河南省鄭州市の公園でアシやマーレンベルギアカピラリスが観光客により踏みならされるマナー違反が見られたばかり。杭州市での一件に関しては批判の聲が圧倒的に多く、「管理が不十分」と厳しい処罰を行うべきと指摘する聲や「おばちゃんがかわいそう」と同情する聲も聞かれた。(翻訳?編集/內(nèi)山)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜