北京近隣に「ゾンビ給油所」=當局に封鎖されても復(fù)活、大気汚染の原因になる燃料を低価格で違法販売

Record China    2018年10月17日(水) 10時20分

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北京市にも近い河北省定州市に、違法に営業(yè)する給油所が多く存在している。大気汚染対策などのために販売が禁止されたディーゼル油やガソリンを売っており、當局による「封鎖処分」の対象になっても、たちまち復(fù)活するという。

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中國メディアの新京報網(wǎng)は15日、北京市中心部から約150キロメートルの距離にある河北省定州市で、違法に営業(yè)する給油所が多く存在すると報じた。大気汚染対策などのために販売が禁止されたディーゼル油やガソリンを売っており、當局による「封鎖処分」の対象になっても、たちまち復(fù)活するという。

その他の寫真

定州市は北京市と河北省省都の石家荘市を結(jié)ぶ道路が通っているなどでトラックの交通量が多い。道路沿いには多くの給油所があるが、2017年には営業(yè)許可証を取得していないなどで、360軒が封鎖されたという。ところが現(xiàn)在は十數(shù)件が「復(fù)活」し、営業(yè)許可を取得していないまま商売をしているという。

中國では當局が違法性を理由に企業(yè)や商店などを閉鎖させ、ドアに「封」の文字と閉鎖させた機関名、日時などを書いた紙を貼ることがある。物理的に紙を破ることは可能だが、法的責(zé)任を問われることになる。「封」の紙は、かなりの権威があるものと見なされてきた。

ところが定州市では、當局による閉鎖命令に挑発するように、給油所が復(fù)活しはじめた。中には閉鎖の翌日に営業(yè)を再開したケースもある。記事は、「閉鎖に対して赤裸々に挑発しているのか?」と評した。

中國では2011年ごろから、自動車燃料についての品質(zhì)基準が強化された。主な理由は大気汚染対策だ。ディーゼル油の場合、「國一」「國二」など順を追って基準が厳しくなった。大都市では他の地域に先行して、古い基準の燃料油も販売が禁止されるなど、當局は現(xiàn)狀と実効性の兼ね合いのバランスを見極めながら、基準を強化してきた。

中國の首都圏である北京市?天津市?河北省は特に基準が厳しく、自動車用ディーゼル油の場合、2017年10月には全國に先駆けて最新の「國六」の基準を満たした油の販売だけが許されるようになった。

ところが、定州市の違法給油所は民家の庭なども利用し、すでに販売が禁止されている古い「國一」や「國二」などのディーゼル油を販売している。さらに混ぜ物をしている油も売られているという。価格は現(xiàn)在の基準を満たしているディーゼル油よりも、1リットル當たり3~4元(約48~65円)は安価という?!競窝b」のためか、民家の建物內(nèi)に給油機を置き、鉄製の引き戸ですぐに外部から見えなくできる構(gòu)造の給油所もある。

また、違法な給油所は安全面も問題が大きく「タンクとパイプと給油機があるだけ。消火設(shè)備はない」狀態(tài)という。近隣住人にとっては「爆弾の隣で暮らしている」ようなものだ。

記事は、當局を挑発するような違法営業(yè)が橫行していることは「何か背後が存在する」との聲が出ていると紹介した。(翻訳?編集/如月隼人

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