2012年10月9日、中國(guó)の北京野生動(dòng)物園で、「訓(xùn)練でいつでも羽を広げられるようになった」と宣伝されていた孔雀が、実は電動(dòng)で無(wú)理やり広げさせられていただけだと分かった。北京晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

動(dòng)物園に行っても孔雀が羽を広げる場(chǎng)面はなかなかお目にかかれないものだが、同園では、この孔雀を「いつでも羽を広げられるように訓(xùn)練した」と大々的に宣伝し、観光客に有料の記念撮影サービスを行っていた。

だが、注意してみると孔雀は首から上しか自由に動(dòng)かせないようで、羽によく似た物體が體に刺さっているようにも見(jiàn)える。まるで何かで固定されているかのような不自然さに、観光客の1人が同紙に通報(bào)した。

記者が疑惑をぶつけると、同園の広報(bào)責(zé)任者は「電動(dòng)で開(kāi)くようになっている偽物の羽を本物の羽に骨として裝著している」とあっさり認(rèn)めた。ただ、「體に突き刺しているわけではない」と否定したほか、「決まった時(shí)間に散歩や食事をさせている。虐待にはあたらない」と反論した。

孔雀の記念撮影サービスは同園が外部の業(yè)者に委託しているもので、4年ほど続いているという。今後は「訓(xùn)練の成果ではないことを係員にきちんと説明させる」としている。（翻訳?編集/NN）