2018年10月16日、韓國(guó)?東亜日?qǐng)?bào)は、日本の東京國(guó)立博物館が所蔵する高麗文化財(cái)の韓國(guó)での展示計(jì)畫(huà)が頓挫したと報(bào)じた。

記事によると、ソウルの國(guó)立中央博物館は12月に高麗建國(guó)1100周年特別展「大高麗展」を開(kāi)催するに當(dāng)たり、東京國(guó)立博物館が所蔵する阿彌陀三尊図など日本から高麗の文化財(cái)6點(diǎn)の貸與を受ける計(jì)畫(huà)だった。しかし、日本側(cè)の「安全に返還される根拠を示してほしい」との要求を満たせず、計(jì)畫(huà)は白紙になったという。

記事は、日本側(cè)の要求の背景には「12年に対馬で発生した盜難事件がある」と説明している。韓國(guó)の竊盜団が対馬の観音寺から仏像を盜んだ同事件の裁判で、韓國(guó)の地方裁判所は昨年、観音寺の返還要求を退けて韓國(guó)の浮石寺に渡すよう命じる判決を下した。これを受け、韓國(guó)の文化財(cái)を所蔵する海外の博物館や美術(shù)館は、「作品を韓國(guó)に貸したら返ってこない可能性がある」として貸與に消極的になっているという。

韓國(guó)與黨「共に民主黨」のノ?ウンレ議員は今年3月、公益目的で外國(guó)機(jī)関の資料を貸與する場(chǎng)合、一時(shí)的に差し押さえや押収を禁止できるという內(nèi)容の法案を発議した。しかし法務(wù)部が「司法部固有の権限が侵害される可能性がある」と反対し、國(guó)會(huì)で議論すらされていないという。同様の法律は日本、米國(guó)、ドイツ、フランスなど多くの國(guó)で施行されている。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからは「日本はずうずうしい。韓國(guó)に悪いという気持ちはないの？」「日本にある韓國(guó)の文化財(cái)は盜まれたものでしょ？もともとの持ち主が盜んだものでも返さなくてはならないの？」「日本統(tǒng)治時(shí)代に持ち出したものなら、過(guò)去を反省するという意味でも元の持ち主に返還すべき」など、文化財(cái)の返還を求める聲が相次いでいる。

一方、盜まれた対馬の仏像については「いくらなんでも、泥棒が盜んだものを裁判所が認(rèn)めるのは間違っている」「文化財(cái)を返還してもらうには、その作品が盜まれたことを証明しなければならないが、あまりに昔のことでほぼ不可能。それでも韓國(guó)政府は仏像を返さない。本當(dāng)に韓國(guó)は法と常識(shí)によって治められている國(guó)なの？」と指摘する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）