2012年10月9日、環(huán)球網(wǎng)は、領(lǐng)土問題を巡る中韓の態(tài)度には明らかな差があると伝える日本メディアの報(bào)道を紹介し、「釣魚島と竹島問題には本質(zhì)的な違いがある」と主張した。以下はその內(nèi)容。

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日本のメディアは、領(lǐng)土問題を巡って日中では民間交流もほぼ途絶えているのに対し、韓國は政治と民間交流は區(qū)別して取り扱っていると伝えている。

3日、「日韓交流おまつり」がソウルで開催された。日韓関係の悪化が參加者數(shù)に影響することが懸念されていたが、フタを開けてみると入場(chǎng)者數(shù)は4萬人近くに達(dá)し、予想を大幅に上回る來場(chǎng)者數(shù)に、主催者側(cè)も安堵していたという。

これについて、日本メディアは「韓國は中國よりも冷靜に対処している」と報(bào)じているが、釣魚島（尖閣諸島）問題と竹島問題には本質(zhì)的な違いがある。

1910年、日本による朝鮮併合の際、竹島も同時(shí)に日本の領(lǐng)土となった。戦後、米軍は日本から竹島を含む朝鮮半島南部を接収した。1947年に米國が起草したサンフランシスコ條約には、日本は竹島を含む朝鮮半島沿海諸島を放棄すると明確に規(guī)定してある。米國は韓國に一度は領(lǐng)土を返還したものの、その後態(tài)度を変えて竹島を日本の領(lǐng)土とした。

1951年、正式に署名されたサンフランシスコ條約では、米國はあえて竹島の帰屬問題を避け、日本に過去を覆す余地を殘した。

だが、釣魚島は古來より中國の固有の領(lǐng)土であり、戦後日米が無斷で授受し、日本が盜み取ったものだ。

日本による「國有化」は中國人の感情を冒涜するものであり、全中華民族の感情を逆なでするものだ。中國外交部の報(bào)道官が何度も強(qiáng)調(diào)したとおり、現(xiàn)在の中日関係の悪化はすべて日本が一方的に引き起こしたものだ。

日本は誤った決定によって中國の主権を侵害し、中日関係を著しく傷つけた。中國は、日本が釣魚島に領(lǐng)有権爭(zhēng)いがあることを正視し、事態(tài)の深刻性を認(rèn)識(shí)してただちに誤りを正し、対話によって問題を解決するよう強(qiáng)く促している。（翻訳?編集/岡本悠馬）