2012年10月8日、米華字ニュースサイト?多維網(wǎng)は記事「狼の世界―中國(guó)人の國(guó)際観」を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

尖閣問(wèn)題を受けての中國(guó)人の反応を見(jiàn)ると、中國(guó)人の國(guó)際関係に対する偏った認(rèn)識(shí)が浮き彫りになっていた。第一に「原則のない暴力観」。反日デモの暴徒化のみを言っているわけではない。

暴徒化していないケースでも「中國(guó)に草木が生えなくなっても尖閣をとり戻す」「核兵器で東京を平地に変える」といったスローガンが飛び出していた。思うに近代の屈辱の歴史から「力こそ正義」という観念が根付いている。

第二に偏執(zhí)的な陰謀論に固執(zhí)し、今回の尖閣問(wèn)題でも米國(guó)が糸を引いていると考えている。さらに第三に闘爭(zhēng)観も欠如しており、ともかく戦爭(zhēng)で解決しろと一つ覚えで叫んでいる。

こうしてみると中國(guó)人の國(guó)際関係の認(rèn)識(shí)は自由主義でもなければ、現(xiàn)実主義でもないことがよくわかる。中國(guó)の未來(lái)を考えれば、せめて現(xiàn)実主義は理解する必要がある。安全はきわめて重要であり、ある目的を追求する時(shí)にすぐに戦爭(zhēng)しろと叫ばない智慧が必要だ。（翻訳?編集/KT）