2012年10月8日、香港のサウスチャイナ?モーニング?ポスト紙は、中國(guó)が自國(guó)への批判に対して過敏に反応し過ぎると指摘。中國(guó)に必要なことは、あらゆる面で改革を進(jìn)めていくことだと報(bào)じた。米華字メディア?多維新聞網(wǎng)が伝えた。

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米月刊誌アトランティックの特派員として中國(guó)滯在経験もあるジェームズ?ファローズ氏が書いた「China Airborne（原題）」という本に対し、中國(guó)メディアは強(qiáng)い反応を示したが、その多くが過度に敏感で敵意に満ちたものだった。特に中國(guó)指導(dǎo)部が入れ替わるこの時(shí)期に、同氏が指摘する「狹い民族主義」にこれほど強(qiáng)い反発を見せることは、世界中の人々にとって決して良い兆しとはいえない。

飛行機(jī)好きの同氏は中國(guó)の航空業(yè)をメインテーマに掲げたが、本書の內(nèi)容はこれにとどまらず中國(guó)の工業(yè)、経済、社會(huì)、海外との関係など幅広く取り上げ、適切な意見を述べている。中國(guó)は最終的に超大國(guó)となるのか、それとも政治や社會(huì)、経済の矛盾からイカロスのようにあえなく墜落死するのか。同氏は最後まで結(jié)論を出さなかった。

日中間で爭(zhēng)われている尖閣諸島（中國(guó)名?釣魚島）問題が、歴史という重荷を背負(fù)っていることは周知の通りである。だが、これが悲劇的な結(jié)果を招くことになる可能性が高い。中國(guó)の指導(dǎo)者たちは自らの保身に迫られるとすぐさま歴史を引き合いに出してくるが、自らの都合に合わせて歴史を利用する行為が危険だということを理解していない。

共産黨中央學(xué)校の機(jī)関誌?學(xué)習(xí)時(shí)報(bào)のトウ副編集長(zhǎng)は、胡錦濤（フー?ジンタオ）主席と溫家寶（ウエン?ジアバオ）首相の功績(jī)について、「成功より失敗の方が多い」と指摘、中國(guó)が直面する「10大問題」を列記した。

その中身は▽経済構(gòu)造の調(diào)整不足による消費(fèi)社會(huì)の未発達(dá)▽中産階級(jí)の未成長(zhǎng)▽都市と農(nóng)村の格差▽人口政策の遅れ▽官僚制度による創(chuàng)造性の抑圧▽深刻な環(huán)境汚染▽エネルギーの安定供給網(wǎng)の未構(gòu)築▽道徳の亂れ▽戦略的視野に欠ける外交政策▽政治改革と民主化の遅れ―である。だが、彼の文章は検閲に引っ掛かり、削除されてしまった。

われわれを不安にさせるのは、中國(guó)が批判にあまりにも敏感で、批判を改善と革新の源ととらえないことである。だが、中國(guó)が改革を真に必要とする時(shí)こそ、その潛在力が最大限に発揮されるということを忘れてはならない。（翻訳?編集/本郷）