2012年10月11日、米ニューヨーク?タイムズの中國(guó)語(yǔ)版ウェブサイトは、尖閣諸島問(wèn)題で対立を続ける日中両國(guó)に対し、互いの意見(jiàn)に耳を傾けるべきだと論じた中國(guó)人読者の寄稿を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

日本政府による尖閣諸島の國(guó)有化を受け、日中両國(guó)は「報(bào)道戦」「世論戦」「民意戦」を展開(kāi)しているが、各自が言いたいことだけを言い、相手の意見(jiàn)に耳を傾けないという一方通行のコミュニケーションになっている、と筆者は指摘。フランスの社會(huì)科學(xué)者ドミニク?ウォルトン氏のコミュニケーション論を引用し、相手に自分の主張を押し付けるだけのやり方に苦言を呈した。

尖閣問(wèn)題では日中雙方とも敵対心をむき出しにし、弱みを見(jiàn)せないという強(qiáng)硬姿勢(shì)を貫いている。どちらも相手の意見(jiàn)には耳を貸さず、どんな言葉を使えば相手に伝わりやすいのかなどお構(gòu)いなし。こうした舌戦の中、民意は煽（あお）られ、亀裂はどんどん深まっていく、と筆者は懸念を示す。

その上で、筆者は、まずは上から目線で一方的に主張するという姿勢(shì)を改め、相手を尊重、信頼し、対等な立場(chǎng)で対話と交流を進(jìn)めるべきだと指摘。両國(guó)が最低限の尊重や信頼を失えば、戦爭(zhēng)に発展し、罪のない國(guó)民が犠牲になるだけだと訴えた。（翻訳?編集/NN）