2012年10月10日、フィリピンで開催された東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）と日米中などによる初の拡大海洋フォーラムで、中國(guó)が30億元（約370億円）を拠出してASEANとの「海上協(xié)力基金」の設(shè)立に応じたことについて、米紙ワシントン?タイムズが「中國(guó)は金で影響力を買った」と報(bào)じた。11日付で環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

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同紙は、フォーラムではベトナムやフィリピンなど一部加盟國(guó)と領(lǐng)有権爭(zhēng)いを続ける中國(guó)がどこまで踏み込んだ話をするのかに注目が集まっていたが、巨額の拠出金という手土産で気まずい存在になることを避けた、と指摘。中國(guó)は金でASEAN內(nèi)での影響力と、當(dāng)事國(guó)が領(lǐng)有権問題に觸れないという“溫かいおもてなし”を買ったと皮肉った。

同紙によると、中國(guó)代表団は國(guó)內(nèi)の反発を懸念し、この件をおおっぴらに公表しなかったが、ベトナム代表が記者會(huì)見で明かした。また、中國(guó)は領(lǐng)有権爭(zhēng)いが続くブルネイ、インド、日本、マレーシア、フィリピン、韓國(guó)、ベトナムを含む近隣國(guó)から孤立し、四面楚歌に陥っており、今回の行動(dòng)は、これらの國(guó)が手を組んで「反中國(guó)同盟」を結(jié)成することを恐れていることの表れ、と指摘した。（翻訳?編集/NN）