2018年10月19日、新華國(guó)際は、BBCなど英メディアが先頃、同國(guó)ケンブリッジが同市に押し寄せる中國(guó)人観光客の人數(shù)を制限することを検討していると報(bào)じたことについて、「取材の結(jié)果、これは西側(cè)メディアによる歪曲されたニュースであることが判明した」と伝え、「ケンブリッジが中國(guó)人観光客を制限することはあり得ず、逆に中國(guó)や他國(guó)から一層多くの観光客を迎えようとしている」と指摘した。

記事は、同市華人コミュニティーの責(zé)任者である孫偉（スン?ウェイ）氏の発言を紹介。孫氏によると、BBCの報(bào)道は10月2日に同市が開(kāi)いた観光業(yè)に関する円卓會(huì)議を取材源としているという。會(huì)議は同市観光局「ビジット?ケンブリッジ?アンド?ビヨンド」と「ケンブリッジ中國(guó)センター」が共催し、孫氏も出席。議題は、同市の観光資源をいかに紹介するか、中國(guó)人観光客へのもてなしをいかに改善するか、観光ピーク時(shí)の影響をいかに軽減するか、などであったという。

孫氏は「確かに、ピーク時(shí)の影響について討議したが、これはどこの観光都市でも直面している問(wèn)題であり、決して中國(guó)人観光客のみを?qū)澫螭趣筏郡猡韦扦悉胜?。出席した市議、大學(xué)代表らは皆、會(huì)議の趣旨と目的は、一層多くの中國(guó)人観光客を呼び込み、中國(guó)人観光客にもっと滯在時(shí)間を延ばしてもらい、ケンブリッジ周辺のより多くの場(chǎng)所を見(jiàn)學(xué)してもらうことであると認(rèn)めている。席上、中國(guó)人ツアーの規(guī)模を縮小しなければならないと発言した人はいなかったし、ましてや観光客數(shù)を制限しなければならないと発言した人はいなかった」と述べたという。

その上で記事は、「BBCなど英メディアはいずれも同會(huì)議に觸れておらず、ニュースソースも明らかにしていない。會(huì)議出席者の一部の発言を切り取っただけである」と批判した。

記事は次に、BBCの報(bào)道後、「ビジット?ケンブリッジ?アンド?ビヨンド」がBBCに書(shū)狀を送り、不満を表明したと伝えた。「ビジット?ケンブリッジ?アンド?ビヨンド」の責(zé)任者エマ?ソーントン氏は聲明の中で、「現(xiàn)地メディアと國(guó)家メディアが、本來(lái)好ましいニュースをねじ曲げて伝えたことに対し、失望を感じる」と述べたという。

また、同市市議ロージー?ムーア氏も「會(huì)議ではバスや団體客が同市の狹い道に與える影響について言及するとともに、中國(guó)人観光客が広く利用しているモバイル決済を、地元業(yè)者がいかに利用して消費(fèi)を促すかという點(diǎn)についても話し合った。その目的はすべて、観光體験のレベルアップであり、地元業(yè)者の利益確保である。決して観光客數(shù)を制限することではない」と述べたという。

記事は続いて、ケム川で船頭をしているニコラス氏の聲を紹介。同氏は「ケンブリッジの交通渋滯はインフラの問(wèn)題だ。観光客は悪くない。スケープゴートにされている」と述べたという。英政府の報(bào)告によると、急速な経済発展と市民の激増により、同市は交通渋滯の最も深刻な都市の一つになっており、現(xiàn)在インフラ改善のための方策が講じられているという。

記事は最後に、再び孫氏の発言を紹介。孫氏によると、中國(guó)人観光客の見(jiàn)學(xué)場(chǎng)所の多くはいくつかの有名カレッジに集中しており、その一帯は歩行者専用區(qū)域のため、大多數(shù)の市民にとっては外出時(shí)の影響は大きくないという。

孫氏は「今回の一部英メディアの報(bào)道は、西側(cè)メディアが中國(guó)人観光客に依然偏見(jiàn)を抱いていることの表れだ」と批判した上で、「同胞の大多數(shù)の観光客は禮儀正しいものの、一方で少數(shù)の無(wú)禮な現(xiàn)象は除去されていない。観光の際には、現(xiàn)地の風(fēng)俗習(xí)慣を尊重し、自身が中國(guó)のイメージを表す大使となるよう望んでいる」と述べたという。（翻訳?編集/林）