2019年1月8日、參考消息は、英國(guó)高速鉄道建設(shè)の速度は現(xiàn)地で「カタツムリ並み」と言われているが、それには理由があるとする記事を掲載した。

記事は、英國(guó)を南北に縦斷する高速鉄道計(jì)畫(huà)HS2について紹介。総投資額は約560億ポンド（約7兆7800億円）で、第一期工事となるロンドンからバーミンガムまでの約193キロの區(qū)間は、2026年に完成予定。しかし、著工までに時(shí)間がかかり何度も延期して予算を大幅に超えたという。

その理由の1つが、高速鉄道建設(shè)予定地が歐州史上最大規(guī)模の考古學(xué)発掘場(chǎng)となったため。約193キロの區(qū)間中に、60カ所も考古學(xué)発掘場(chǎng)があるという。記事は、「高速鉄道建設(shè)の著工は、工事現(xiàn)場(chǎng)でショベルカーが騒音を鳴らすのではなく、考古學(xué)者が黙々と小さなスコップやブラシで少しずつ掘ることになった」としている。これまでに古代の鉄器や住居、古代ローマ人が建設(shè)した町、バラ戦爭(zhēng)の古戦場(chǎng)などが発掘されたという。

その上で、記事は「英國(guó)の高速鉄道の建設(shè)スピードは現(xiàn)地で『カタツムリ』と形容されているが、中國(guó)の建設(shè)スピードと比べればカタツムリでも譽(yù)め言葉になるほど」と指摘。一方で、「英國(guó)の建設(shè)スピードが遅いのにはほかにも理由があり、その遅さについてはよく調(diào)べてみる価値がある」としている。

記事は、英國(guó)の高速鉄道建設(shè)が遅いのは「世界で最も厳格な建設(shè)考証と審査の手順があるからだ」と紹介?！赣?jì)畫(huà)の発表前に延べ5萬(wàn)5000人から意見(jiàn)を聞き、提出された質(zhì)問(wèn)に一つひとつ回答。また、環(huán)境への影響を抑えるため、ルートは何度も変更され、地下トンネルを採(cǎi)用するなどした」と伝えた。

また、イングランドの中腹を縦斷するこの高速鉄道計(jì)畫(huà)では、用地取得のための立ち退き、賠償、煩雑な法的手続きは避けて通ることができないとし、「用地の取得が決まっても、例えばマーティンさんの羊3匹、スザンナさん所有の木1本、野原の蝶、池のオタマジャクシのどれもが、高速鉄道建設(shè)を阻む」と説明。英國(guó)では権利が保障されていることをやや誇張気味に紹介した。

そして、「英國(guó)の高速鉄道建設(shè)がカタツムリ並みのスピードということについての禍福は、計(jì)りがたいのではないだろうか」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）