中國でも逆風(fēng)にさらされる書店経営、「入店料制」導(dǎo)入する例も=メディア「勝負(fù)はこれから」

Record China    2018年10月23日(火) 0時(shí)40分

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河北省石家荘市にこのほど、入店料を徴収する書籍が出現(xiàn)した(寫真)。中國では初めてのケースという。中國メディアの澎湃新聞は、成功するかどうかは、読者に「価値」を感じてもらえるかどうかにかかっていると評(píng)した。

河北省石家荘市にこのほど、入店料を徴収する書籍が出現(xiàn)した。中國では初めてのケースという。中國メディアの澎湃新聞は21日、厳しい経営環(huán)境にあって、書店側(cè)が自主的に導(dǎo)入してよい選択肢の一つと評(píng)価する記事を掲載した。しかし成功するかどうかは、読者に「価値」を感じてもらえるかどうかにかかっていると評(píng)した。

書店経営は逆風(fēng)にさらされていると言ってよいだろう。インターネットには文字コンテンツも映像も動(dòng)畫もあふれている。本好きの人は、基本的に情報(bào)好きと言ってよいだろう。インターネットの情報(bào)にも飛びつく。結(jié)果として書籍に接する時(shí)間は減少する。いわゆる本離れだ。紙の書籍を買う場合にも、実店舗書店にはEC業(yè)者との競爭が待っている。中國でも書店の置かれた狀況は同じだ。

「入店料制」を?qū)毪筏郡韦鲜仪P市內(nèi)にある「城市書房」だ。記事は、書店に足を運(yùn)んでも本を購入しない人が極めて多いと指摘。來店者が手に取ることで本は損傷して、本當(dāng)に買おうとする人を困らせることになると論じた。

城市書房が入店料制を?qū)毪筏郡长趣摔膜い皮?、「市場経済の時(shí)代にあって、書店がどのような経営モデルを選ぶかは、自分自身のこと。ただし、成否の結(jié)果はすべて経営者が負(fù)わねばならない」と主張した。

その上で、入店料を徴収することで、本を?qū)g際に買う意欲の乏しい客は淘汰でき、店舗に置く本の損傷を低減すると同時(shí)に、多くの消費(fèi)者の好奇心と意欲を引き出し、売上高をかえって伸ばす可能性もあると主張した。

記事はさらに、消費(fèi)者には「理性の人」が多いと指摘した。「価値」を認(rèn)めてこそ購買活動(dòng)が生じるとの主張だ。例としては映畫館を挙げた。テレビやインターネットによる打撃で一時(shí)は客足が遠(yuǎn)のいたが、現(xiàn)在は多くの消費(fèi)者が改めて映畫館に足を運(yùn)ぶようになったと紹介。映畫館側(cè)が先進(jìn)的な設(shè)備を取り入れるなど消費(fèi)環(huán)境を改善したことで、以前とは異なる「精神の楽しみ」を提供することが映畫館の復(fù)活の原因と分析した。

記事は入店料制の書店について、一般的な書店とは異なる価値を消費(fèi)者に提供してこそ、入店者を確保することができると主張?!竵齻帯工峁─扦胜堡欷小⑷氲炅现皮尉@続は難しくなると分析した。

また、國外では入店料制を取る書店もあるとして、ポルトガルで1905年に開業(yè)したリブラリア?レロを紹介。入店料は5ユーロとかなり高額だが、豪華な內(nèi)裝や美術(shù)工蕓品を配置するなどで観光スポットにもなっているという。

その上で、城市書房が成功すれば、実店舗書店の経営者に大きな勵(lì)みとなり、経営方針の転換について積極的な參考になるはずと論じた。入店そのものを有料にするかどうか、勝負(fù)の結(jié)果が出るのはこれからということだ。(翻訳?編集/如月隼人

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