2012年10月12日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、香港紙?太陽報(bào)は「領(lǐng)海爭いは南シナ海が先」と題した記事を掲載した。

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10月8日より南シナ海において米軍とフィリピン軍の合同演習(xí)が10日間の日程で実施されている。このニュースは海外の華人社會や中國大陸では無視され、メディアは日中間の尖閣（中國名?釣魚島）問題に集中している。中央政府高官も尖閣問題を優(yōu)先課題に置いているに違いない。短期間ならばそれも必要かもしれないが、こうした狀況が長期化するのであれば、その方針は間違っているといえよう。すべての領(lǐng)有権爭いのなかで、先に解決すべきは南シナ海であり、尖閣はその次だ。

今回の米?フィリピン両軍の合同演習(xí)地點(diǎn)は、中國が領(lǐng)有権を主張する南沙諸島から300kmから500kmほどしか離れていないフィリピン西南部のバラワン地區(qū)。こうした合同演習(xí)は頻繁に行われており、國際軍事専門家は「米軍は合同演習(xí)を通じて、この一帯の環(huán)境への適応性を増強(qiáng)させると同時(shí)に、この地に前線基地を建設(shè)しようとしている」と指摘する。

南シナ海の重要性は明らかであり、これを掌握することで中國が得る利益の大きさは尖閣諸島よりも大きい。中國の今の実力では、領(lǐng)有権をめぐって全方向に出撃するのは不可能だ。日本との爭いをとりあえず沈靜化して、まずはフィリピンと対峙するべきだ。南シナ海問題とは南沙諸島問題のことであり、南沙諸島のうち最も大きな太平島は臺灣が、2番目の中業(yè)島はフィリピンが、3番目に大きい南威島はベトナムが実行支配している。この3島を手に入れれば南沙諸島も南シナ海も手に入れることができる。まずこれを解決してから日本と尖閣問題を話し合うことが、中國にとっての上策だといえる。（翻訳?編集/本郷）