2018年10月21日、米華字メディア?多維新聞は、中國が建設(shè)支援するインドネシアのダム工事プロジェクトで、オランウータンの生息地を破壊するとして環(huán)境保護(hù)団體から反発が起こっていると報じた。

記事は、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報の21日付報道を紹介。問題になっているのは、スマトラ島にあるバタントルダムの工事で、インドネシア企業(yè)が建設(shè)を請け負(fù)い、中國出口信用保険と中國銀行が資金サポートを、中國水電が計畫の設(shè)計と施工契約を結(jié)んだ。地域の電力供給の安定を目的として2022年の運転開始を計畫している。

しかし、ダム建設(shè)予定地が絶滅の危機(jī)にひんしているタパヌリオランウータンの重要な生息地を含んでいるとして、環(huán)境保護(hù)活動家が強(qiáng)く反発。「ダム建設(shè)は3種類の動物の生息地を破壊する」と活動家はコメントした。

多維新聞は「一帯一路プロジェクトが、環(huán)境破壊に関する新たな憂慮を抱えた」としている。この件についてインドネシアの環(huán)境當(dāng)局や請負(fù)企業(yè)はコメントを出しておらず、資金提供をする中國銀行は一般論として「意思決定時にはあらゆる要素を考慮している」とコメントするにとどまっている。（翻訳?編集/川尻）