2018年10月22日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、負(fù)債を抱えていたオーストリアの小都市が、中國(guó)人観光客の急増によって窮地を脫したとするドイツメディアの報(bào)道を伝えた。

記事は、獨(dú)週刊誌シュピーゲルの20日付報(bào)道を引用。中國(guó)人観光客が急増しているのは、オーストリアにあるハルシュタット。中國(guó)のネット上で「世界で最も美しい街」と稱されており、今年の観光客數(shù)は延べ100萬(wàn)人、現(xiàn)地宿泊者は15萬(wàn)人を見(jiàn)込んでいると紹介した。

また「わずか人口1000人で、歐州人には知られていないこの場(chǎng)所に、中國(guó)やアジアからの観光客が絶えずやって來(lái)る。來(lái)訪者の口コミにより、現(xiàn)地の田園風(fēng)景がSNS上で広く拡散し、観光業(yè)に大きな好機(jī)をもたらしたという。2012年に広東省恵州市が無(wú)斷で街の景観を盜用したことも、この街の知名度を大きく高めた」と伝えている。

記事によると、ハルシュタットの町長(zhǎng)は盛り上がる観光業(yè)に対して積極的な姿勢(shì)を示しており、「數(shù)年前、町の財(cái)政は赤字狀態(tài)で危機(jī)にひんしていた。今では黒字が出ていて、年間のトイレの収入だけで土地稅の収入よりも多い」と語(yǔ)っている。一方で、現(xiàn)地の住民からは「観光客のドローンが亂れ飛び、朝から晩まで心が靜まらない」との不満も出ているという。（翻訳?編集/川尻）