こんな男に誰がした?日本車オーナー襲った21歳の塗裝工、その人格形成をたどると…―中國紙

Record China    2012年10月15日(月) 12時(shí)3分

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12日、西安の反日デモで日本車オーナーの男性に重傷を負(fù)わせたとして逮捕された21歳の塗裝工。青年は小學(xué)校を5年で中退、抗日ドラマを好んで見ていた。寫真は9月、北京の日本大使館前での反日デモ。參加者の多くは青年と同年代の「90後」と呼ばれる若者だった。

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2012年10月12日、陝西省西安市で先月15日に起きた反日デモで、日本車を運(yùn)転していた男性に重傷を負(fù)わせたとして警察に逮捕されたのは21歳の塗裝工だった。地方から出稼ぎに來ていたこの「90後」(1990年代生まれ)は、小學(xué)校を5年で中退、抗日ドラマを好んで見ていた。新京報(bào)が伝えた。

その他の寫真

先月15日の西安での反日デモで、日本車を運(yùn)転していた李建利(リー?ジエンリー)さん(51)は暴徒化した參加者に襲われ、頭がい骨骨折の重傷を負(fù)った。すぐに病院に運(yùn)ばれたが、右半身がまひし、言葉も不自由になってしまった。

李さんに重傷を負(fù)わせた犯人として警察に逮捕されたのは21歳の塗裝工、蔡洋(ツァイ?ヤン)。「90後」と呼ばれる一人っ子世代だ。河南省の村で生まれ育ち、小學(xué)校を5年で中退??谷榨丧楗蓼蛞姢毪韦盲?、インターネットの銃撃戦ゲームでよく遊んでいた。道端に停まっていたドイツ車アウディに小便をかけ、「すっきりした」と語った“前科”を持つ。

蔡は世の中に「自分の存在価値」を示したかったのではないか。反日デモはそんな蔡に絶好のうっぷん晴らしの機(jī)會を與える結(jié)果となってしまった。ほんの少しの偶然が2人の人間だけでなく、2つの家族の運(yùn)命を一変させてしまったのである。

蔡の人生は雑草に例えられる。誰にも構(gòu)ってもらえず、自分1人の力で生きていく。反日デモの參加者は蔡のように1990年前後に生まれ、あまり教育が受けられなかった出稼ぎ労働者が多かった。蔡は今でも「あれは愛國行為だ」と言って譲らない。愛國とは何か、愛國精神はどう表現(xiàn)すべきなのか、全く理解していない。

著々と近代化が進(jìn)む中國だが、いまだにきちんとした法意識やマナー、理性を持つ國民が十分に育っていない。我々の何がいけないのか、何が欠けているのか?蔡の事件を教訓(xùn)に、「國民性」をどう育てていくべきかについて、社會全體で真剣に考えるべき時(shí)が來たのではないだろうか。(翻訳?編集/NN)

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