2018年10月18日、米華字メディア?多維新聞は、米中政策基金（US―China Policy Foundation）董事長の王冀（ワン?ジー）氏が香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストに「中國人はもうトランプ政権下ではアメリカンドリームを追えない」と題する記事を寄稿したことを伝えた。

記事はまず、米政権や米メディアが中國への敵対心を公にしたことで米國の「人種のサラダボウル」に異変が起きているとし、米國人の中國人や米國籍華僑、さらにはアジア系米國人に対する態(tài)度にまで変化が生じていると指摘。

その上で、「米國のドナルド?トランプ大統(tǒng)領は中國は米國の潛在的ライバルと明確に表明しており、トランプ大統(tǒng)領を含む米國人の多くが中國人と中國政府をイコールと捉えており、違和感を覚える」と批判。

さらに、「中國からの留學生や旅行者は米國に巨額の経済的利益をもたらしているのに、中國人の行動はバカにされ、本來『経済の後押し役』のはずが『米國の疫病神』のように見られている」と伝えている。トランプ政権のもと、米國では中國人に対する敵対意識が深まり、中國人への態(tài)度は日に日に悪化しているという。

王氏は最後に「恨みや偏見といった考え方が米國內(nèi)でまん延している。トランプ大統(tǒng)領自身がそういう考えがある中で、ほかの人々がNOを言えるはずがない。米國と中國の間の溝はすでに生まれ、今後何年も埋まることはないだろう」とし、「中國人はもはやアメリカンドリームを追えない」と現(xiàn)狀を悲観している。（翻訳?編集/和田）