2018年10月22日、観察者網(wǎng)は、韓國に輸入される中國製ロボット部品が急増する一方で、自國のロボット産業(yè)は停滯していると韓國メディアが報じたことを伝えた。

記事は、韓國メディア「エコノミートークニュース」の22日付報道を紹介。韓國のロボット産業(yè)振興院のデータによれば、韓國に輸入される中國製ロボット部品の割合が前年の3．6％から8倍近い27．1％に達し、日本に次ぐ第2の輸入相手先になったと紹介。韓國國會の議員からは「低廉な中國製ロボット部品の輸入比率が大きく増え、韓國企業(yè)の競爭力を高める必要に迫られている」との聲が出たとしている。

そのうえで記事は、「今年下半期に入って、中國のロボット産業(yè)の成長は鈍化している。韓國の関係者の発言には、ロボット産業(yè)振興に向けた新たな対策を打ち出し、より多くの予算を獲得しようという意図があるようだ」と指摘。韓國政府による市場開発型ロボット普及事業(yè)予算が2014年の125億ウォンから今年は4割以上少ない76億ウォンにまで減少し、ロボット部品供給事業(yè)予算も減り続けていることを紹介した。

一方で、韓國國內の國産ロボット産業(yè)に対する憂慮とは裏腹に、中韓両國間のロボット開発協(xié)力は依然として続いているとし、今年5月には中韓産業(yè)協(xié)力省級対話が行われ、ロボットや自動車分野の協(xié)力に向けて幅広い意見交換が行われたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）