2018年10月22日、中國新聞網(wǎng)によると、最近韓國では大統(tǒng)領(lǐng)の親戚などをかたった詐欺事件が頻発しているという。

韓國金融監(jiān)督院が今年7月に行った統(tǒng)計によると、昨年韓國の電信詐欺の被害金額は2431億ウォン（約243億円）となり、昨年同期比で26．4％増加した。特に最近では、韓國大統(tǒng)領(lǐng)の親戚などになりすます詐欺が橫行しており、世論の注目を集めているという。

記事によると、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府は22日、昨年8月に韓國で大統(tǒng)領(lǐng)の親戚などになりすました詐欺が発生したが、最近、類似の詐欺事件が連続していることを明らかにし、6件の詐欺事件について公表。主に大統(tǒng)領(lǐng)の親戚や大統(tǒng)領(lǐng)府の高官などになりすますケースが多いという。

そのうちの1件では、容疑者が昨年末から今年1月にかけて、大統(tǒng)領(lǐng)の名をかたって社會に大きな影響力を持つ複數(shù)の人へ連続してメールを送り、計數(shù)億ウォンをだまし取った。最も被害額が多いケースでは4億ウォン（約4000萬円）もだまし取ったという。

大統(tǒng)領(lǐng)府の金宜謙（キム?ウィギョム）報道官は、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)がこの件について「極めて荒唐無稽」と述べており、特別指示を出したことを明らかにした。(翻訳?編集/山中)