約40年続いた中國へのODA終了へ=中國ネット「感謝すべき」「全く知らなかった」

Record China    2018年10月23日(火) 16時(shí)40分

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23日、日本が約40年間続けてきた中國に対するODA(政府開発援助)が今年度で終了する見通しとなったことが、中國でも話題になっている。資料寫真。

2018年10月23日、日本が約40年間続けてきた中國に対するODA(政府開発援助)が今年度で終了する見通しとなったことが、中國でも話題になっている。

中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、NHKの報(bào)道を引用し「今後は対等な立場(chǎng)で新たな協(xié)力方法を話し合う『開発協(xié)力対話』を立ち上げ、途上國支援などで連攜を図る」ことを伝えた。

NHKは「日本の対中ODAは中國が改革開放政策を打ち出した翌年の1979年から始まり、有償資金協(xié)力の円借款や無償の資金協(xié)力、それに技術(shù)協(xié)力を通じて、合わせて3兆円以上を供與し、中國の経済成長を支えてきた」「対中ODAは、道路や発電所といったインフラ整備のほか、環(huán)境対策や人材育成など幅広い分野で活用され、日中の協(xié)力関係を支える大きな柱となってきたが、中國が日本を抜いて世界2位の経済大國となる中、日本國內(nèi)で対中ODAを疑問視する聲が高まっていた」などとし、安倍首相が今月26日の李克強(qiáng)(リー?カーチアン)首相との首脳會(huì)談で提案して理解を得る見通しであることを伝えた。

中國版ツイッターの微博(ウェイボー)では、この話題に関連して、日本のこれまでの対中ODA「無償資金協(xié)力」「技術(shù)協(xié)力」リストなどが投稿されており、中國のネットユーザーからは「感謝の聲を上げるべき時(shí)は『ありがとう』と言うべき」「最も基本的なことは『ありがとう』と言うこと」「反日?仇日分子はこのリストをよく見るべき」などと、日本の援助に謝意を示すべきという聲が多く寄せられていた。

一方で「日本の対中ODAは戦後賠償の代替」「中國は戦爭(zhēng)賠償を放棄したのだから、日本が援助するのは當(dāng)然」との主張もみられた。

また、「日本の対中援助がこんなにもあったなんて全く知らなかった」「中國の教科書では教えてくれない」という聲もあった。(翻訳?編集/柳川)

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