中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)によると、陝西省西安市で23日に始まった第5回載人航天國(guó)際學(xué)術(shù)大會(huì)（有人宇宙飛行國(guó)際學(xué)術(shù)大會(huì)）で、中國(guó)の次期宇宙ステーションの中核モジュール「天和（ティエンホー）」の実物モデルが、海南省で11月に開(kāi)催される第12回珠海高級(jí)ショーで公開(kāi)されると発表された。

公開(kāi)されるモジュールは技術(shù)実証用のモデルという。中國(guó)が進(jìn)めている宇宙ステーションの定員は3人だが、搭乗員の交代の際には最大で6人まで滯在することができる。中核モジュール以外に、実験モジュールを2基が連結(jié)される。各モジュールは20トンクラスで、中核モジュールは生命維持裝置や資材搭載、さらに居住空間として用いられる。

中核モジュール「天和」の全長(zhǎng)は16．6メートルで、直徑4．2メートルの「大柱段」と呼ばれる部分と2．8メートルの「小柱段」で構(gòu)成される。

「天和」を中核とする宇宙ステーションの名は「天宮（ティエンゴン）3號(hào)」になると見(jiàn)られているが、記事は名稱(chēng)には言及しなかった。長(zhǎng)期に渡り安定して稼働する地球周回軌道上の実験室として利用するという。2022年前後には軌道上で組み立てを完成させる計(jì)畫(huà)だ。

米國(guó)、ロシア、日本、カナダ、歐州宇宙機(jī)関（ESA）は共同で國(guó)際宇宙ステーション（ISS）を運(yùn)用してきたが、中國(guó)は獨(dú)自に宇宙ステーションの開(kāi)発を続けている。

最初に打ち上げられたのは2011年の天宮1號(hào)で、中國(guó)初（世界で5番目）の無(wú)人ドッキング、中國(guó)初（世界3番目）の有人ドッキングを成功させた。軌道上のドッキング技術(shù)は、中國(guó)が目指す有人月探査でも用いられる可能性が高い。天宮1號(hào)は2013年にすべての計(jì)畫(huà)を終了し16年9月までに制御不能な狀態(tài)になり、18年4月に大気圏に落下した。

中國(guó)が次に打ち上げたのは2016年の天宮2號(hào)だった。天宮1號(hào)がドッキング標(biāo)的機(jī)の性格が濃厚だったのに対し、天宮2號(hào)は宇宙実験室としての利便性が追加された構(gòu)造になっていた。

中國(guó)の次期宇宙ステーションには、船外に大型の光學(xué)裝置が取り付けられ、宇宙ならびに地上の観測(cè)を行うとされる。（翻訳?編集/如月隼人）