2018年10月24日、韓國(guó)?ニューシスによると、日韓通貨スワップ協(xié)定再開に対する関心が高まっている。

韓國(guó)銀行の李柱烈（イ?ジュヨル）総裁は22日、「まだ條件がそろっていない」としつつも「日本との通貨スワップ協(xié)定はいくらでも再開の可能性がある」と述べた。李総裁は5月にも、AEAN＋日中韓財(cái)務(wù)相?中央銀行総裁會(huì)議に出席するため訪れたフィリピンで「政治的理由で日韓通貨スワップ協(xié)議が中斷されているが、中韓スワップ協(xié)定延長(zhǎng)が合意に至ったことで自然に協(xié)議が再開するだろう」と述べていた。

記事は、李総裁が述べた「條件」について「政治的な要素を意味する」と説明している。日韓は01年7月に初めて通貨スワップ協(xié)定を締結(jié)。11年には700億ドル（約7兆8000億円）まで規(guī)模が拡大したが、その後日韓関係が冷え込んだことで15年2月に完全に終了。16年8月には協(xié)議が再開されたものの、昨年1月に釜山の日本総領(lǐng)事館前に慰安婦少女像が設(shè)置されたことを受け日本が協(xié)議を中斷した?，F(xiàn)在も慰安婦少女像問題は未解決であり、さらに最近では旭日旗問題で日本の海上自衛(wèi)隊(duì)が韓國(guó)の國(guó)際観艦式への參加を取りやめる事態(tài)が発生するなど、日韓間の政治的対立は続いている。

記事によると、韓國(guó)銀行は日韓通貨スワップ協(xié)定を「韓國(guó)の國(guó)民情緒に直結(jié)する問題」と判斷し、特に慎重な態(tài)度を示してきた。日本の一方的な行動(dòng)で中斷されたため、韓國(guó)では先に再開を提案することについて「プライドが傷つく」と指摘する聲が多く、こうした狀況で日韓通貨スワップが締結(jié)された場(chǎng)合「実利を優(yōu)先した」と批判される可能性が高いとみているという。

しかし、「日本の態(tài)度が変化」したことで再開の可能性が浮上したという。日本は最近、韓國(guó)と同様に政治的対立が続いている中國(guó)と通貨スワップ協(xié)定の再開に合意した。日中通貨スワップ協(xié)定は13年に尖閣諸島問題の深刻化により終了していた。

韓國(guó)銀行関係者によると、日本中央銀行との実務(wù)レベルでの接觸は地道に続けられてきた。記事は「水面下で準(zhǔn)備が進(jìn)んでいたようだ」と予想している。李総裁は5月にフィリピンで「中央銀行の経済協(xié)力としてアプローチするというのが、韓國(guó)の一貫した立場(chǎng)」と述べ、政治的対立が経済分野に影響を與えてはならないとの考えも示していたという。

一方、韓國(guó)のネットユーザーからは「プライドはないの？日本との通貨スワップがなくても問題ない。他の國(guó)との協(xié)定で十分」「國(guó)民感情を第一に考えるべきだ」「日本に政治的に利用されるだけ」「また韓國(guó)がお願(yuàn)いする立場(chǎng)になりそう。そして日本の望みどおりに合意するのだろう」「余計(jì)なことを考えないで。國(guó)民の望みは金利を上げること」「日本はどうせ、韓國(guó)とは絶対に締結(jié)してくれない」など、日本とのスワップ協(xié)定再開に否定的な聲が多數(shù)寄せられている。（翻訳?編集/堂本）