2018年10月24日、香港の歌手ジャッキー?チュン（張學(xué)友）はその高い歌唱力から「歌神」とも呼ばれ、中華圏で絶大な人気を誇るが、彼のコンサートを見(jiàn)に來(lái)た逃亡犯が會(huì)場(chǎng)の監(jiān)視カメラによって発見(jiàn)され、逮捕されたというニュースがこれまでにたびたび報(bào)じられ、「逃亡犯の宿敵」「公安局の神」としても注目を集めている。

中國(guó)メディアの上観新聞によると、ジャッキー?チュンは今年4月から中國(guó)大陸でコンサートツアーを開(kāi)始し、今月21日に安徽省合肥市の會(huì)場(chǎng)で逮捕された逃亡犯9人を含めると、約半年間で計(jì)55人の逃亡犯または容疑者が相次いで逮捕されたという。

上観新聞は、ジャッキー?チュンのコンサートが逃亡犯までも吸い寄せてしまう魅力について「逮捕された逃亡犯のほとんどが30～40代だという。ジャッキー?チュンがアイドルとして全盛期を迎えたのは1990年代から2000年代にかけてだ。逃亡犯は當(dāng)時(shí)、10代後半から20代前半だった。遠(yuǎn)くから眺めるだけで近づけなかったアイドルが近くでコンサートを開(kāi)き、青春時(shí)代を彩った音楽を聴くことができ、しかも歌神がこの街に來(lái)るのがこれが最後かもしれないとしたら、そこへ出かけない理由はないだろう」などと分析している。（翻訳?編集/柳川）