2012年10月15日、米ブルームバーグは「中國(guó)との貿(mào)易は何が問(wèn)題か？候補(bǔ)者に聞いてみよう」と題した記事を掲載した。17日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

オバマ政権は大統(tǒng)領(lǐng)選挙のキャンペーン中、中國(guó)がその自動(dòng)車(chē)輸出に対して不當(dāng)な補(bǔ)助金を出していると、繰り返し世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）に訴えている。共和黨のロムニー候補(bǔ)は中國(guó)に対し、より厳格な措置をとることを約束し、中國(guó)を?yàn)樘娌僮鲊?guó)とみなすと公言した。

米國(guó)人は中國(guó)との貿(mào)易について好ましいと思う一方で、憎しみも抱いている。しかし、中國(guó)人を責(zé)めるべきではない。成長(zhǎng)を続ける中國(guó)との貿(mào)易は米國(guó)にとって利益になるのは確かなことだが、現(xiàn)在の政策が國(guó)內(nèi)の製造業(yè)の雇用に深刻な影響をもたらしているのだ。

91年から07年まで、中國(guó)の対米輸出額は急速に伸びていったが、その主な理由は中國(guó)製品が米國(guó)製品よりも安いことだ。中國(guó)からの輸入品増加は米國(guó)の消費(fèi)者に選択肢を広げるという大きなメリットを與えた。72年には中國(guó)からの輸入品はわずか510品目だったが、01年には1萬(wàn)199品目にまで増加している。

低価格と選択肢の増加、この2つが米國(guó)の消費(fèi)者にもたらした恩恵は大きい。より安価な製品は米國(guó)経済を効率的に動(dòng)かし、全體的な雇用を助長(zhǎng)した。問(wèn)題はこれまで米國(guó)の工場(chǎng)で生産されてきた製品の一部が、中國(guó)からの輸入品に取って代わられたということだ。マサチューセッツ工科大學(xué)のデビッド?オットー教授は、中國(guó)からの輸入品が一定のレベルで米國(guó)製造業(yè)の雇用を消滅させたと考えている。だが、米國(guó)政府の雇用者対策も役に立たないものだった。ドイツでは、輸入品との価格競(jìng)爭(zhēng)に敗れた國(guó)內(nèi)企業(yè)が生み出した失業(yè)者よりも、輸出産業(yè)が生み出した雇用の方が多かった。なぜならドイツ政府は労働者確保のため、彼らに職業(yè)訓(xùn)練を受ける機(jī)會(huì)を與え、新しい職場(chǎng)を與える措置を講じたからだ。

われわれは2つの結(jié)論を得ることができた。1つは、総合的にみて中國(guó)との貿(mào)易は米國(guó)にとって利益になるということ。もう1つは、労働者に雇用を與えるより良い政策が米國(guó)にあるならば、中國(guó)との貿(mào)易のマイナス面も大幅に縮小できるということだ。ゆえに、もし大統(tǒng)領(lǐng)候補(bǔ)者の2人が今後2週間の選挙運(yùn)動(dòng)期間中にこの問(wèn)題を取り上げるならば、キャンペーンのなかで中國(guó)を攻撃するよりも効果的だろう。（翻訳?編集/本郷）