2018年10月25日、韓國?アジア経済によると、韓國サムスン電子のスマートフォンブランド「Galaxy」の広報(bào)大使が、「公の場で何度もiPhoneを使用した」との理由でサムスン電子から提訴された。

記事によると、訴えられたのは18年のロシア大統(tǒng)領(lǐng)選挙に出馬し、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)と票を爭ったこともあるロシアの有名なテレビタレント、セニア?サプチャク氏。同氏は現(xiàn)地メディアとのインタビュー中、iPhoneXを資料で隠しつつこっそり使用する姿がカメラに映し出された。その他、モスクワで行われた公のイベントや各種テレビ出演の際も、同様の姿がテレビに露出したという。これに対しサムスンは「明らかな契約違反」として、1億800萬ルーブル（約1億8000萬円）の訴訟を起こした。

記事は「広報(bào)大使が実際に使用する機(jī)器が自身の広報(bào)する製品と一致しないことはよくある」と指摘している。例えば、14年に米國の歌手マルーン5のリーダー、アダム?レヴィーンがサムスンのミュージックサービス「ミルクミュージック」の発売イベントを行ったが、その1週間後にテレビでiPhoneを使用している姿が流れた。また、同時(shí)期にアップルのミュージックサービス「iTunes」のイベントでライブも行ったという。テニス選手のダビド?フェレールも、13年にGalaxyS4をPRするためツイッターにメッセージを掲載したが、そこには「このメッセージはiPhoneで作成されました」との文章が表示されていた。

これに、韓國のネットユーザーからは「常習(xí)犯なら損害賠償するべき。こういうことは本當(dāng)に深刻な逆効果をもたらす」「請求額が少な過ぎる！」「お金をもらって広報(bào)しているのだから當(dāng)然、責(zé)任を取らせないと」「iPhoneを使いたいなら広報(bào)大使を辭退して」など批判的な聲が寄せられている。

一方で「つまり結(jié)論は、iPhoneの勝ち？」「そんなにサムスンのスマホを使いたくないのか」「広報(bào)大使も使わないほどのクオリティーということ？」と落膽する聲の他、「韓國アイドルも、LGの広報(bào)をしながらiPhoneを使っていたけど？」と指摘する聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）