2018年10月25日、フランス國際放送（RFI）によると、昨年まで米歐州陸軍の司令官を務(wù)めていたベン?ホッジス（Ben Hodges）氏は24日、太平洋地域で米國と中國の武力衝突が発生する可能性が「非常に高い」と警鐘を鳴らした。

記事によると、退役中將のホッジス氏は、ポーランドの首都ワルシャワで行われたワルシャワ安全保障フォーラムで、「避けられないわけではないが、今後15年の間に、太平洋地域においてわれわれと中國の間で軍事衝突が起きる可能性が非常に高い」と語ったという。

また、「米國は歐州の強(qiáng)力な後ろ盾を必要としている」と発言し、歐州に米國を支持するよう呼び掛けたとしている。記事はホッジス氏について、2017年まで米歐州陸軍司令官を務(wù)め、現(xiàn)在は米ワシントンの政策研究機(jī)関、歐州政策分析センターで戦略研究の専門家として勤務(wù)していることを紹介。

記事はさらに、10月25日から11月7日にかけて、北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）がノルウェーで合同軍事演習(xí)を行うことを伝えた。この軍事演習(xí)は（表向きには名指ししていないが）ロシアの脅威に備えるものとされ、5萬人の兵士が投入される予定。東西冷戦終結(jié)後、NATOが行う最大規(guī)模の軍事演習(xí)であるとされている。

同氏は、「歐州は自國の防衛(wèi)費(fèi)を負(fù)擔(dān)しない國ばかりだが、歐州の安全と米國の利益のため、米國の強(qiáng)い後ろ盾となってほしい」と表明し、これは「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)も同じ考え」と語ったという。

同氏は最後に、米軍は今後も歐州への投資、訓(xùn)練、部隊(duì)のローテーションを行いしっかりと準(zhǔn)備するとし、「10～15年後、私たちは恐らく太平洋で一戦交えるだろう」と表明したという。（翻訳?編集/和田）