2018年10月25日、韓國?朝鮮日報(bào)によると、朝鮮半島情勢に詳しい米國の専門家らが、北朝鮮との距離を急速に縮める韓國政府に懸念を示している。

記事によると、米國ではこれまでにも、文在寅（ムン?ジェイン）政府の南北関係改善の動きと米韓関係悪化に対する懸念が出ていたが、最近「その度合いが増している」という。

スーザン?ソーントン元米國務(wù)次官補(bǔ)代行（東アジア太平洋擔(dān)當(dāng)）は現(xiàn)地時(shí)間の22日に行われたハーバード大學(xué)での討論會で、「文大統(tǒng)領(lǐng)は非核化が根本的な進(jìn)展を見せる前に北朝鮮との関係を改善することが重要だと確信している」と主張した。また「過去の交渉を見るに、北朝鮮はパートナーの仲を引き裂くプロ」とし、「金正恩（キム?ジョンウン）委員長は米韓間においてもそれを試みるということを、私たちは知っておく必要がある」と警告した。

ミッチェル?リース元國務(wù)省政策企畫部長も23日、米メディアとのインタビューで「北朝鮮との関係をどう進(jìn)展させるかについての戦術(shù)をめぐり、米韓間には根本的な意見の違いがある」とし、「もし韓國が今の狀態(tài)で対北朝鮮制裁を解除すれば、韓國経済に極めて有害な結(jié)果をもたらす」との考えを述べたという。

最近ソウルを訪れた米國のある外交消息筋は「米朝交渉について、ワシントンの専門家の10人中9人が北朝鮮の非核化の意志に懐疑的だ。非核化が進(jìn)んでいないにもかかわらず南北関係改善を急ぐ韓國政府に対し、トランプ政権內(nèi)外の反応も非常によくない」と話したという。

これに、韓國のネットユーザーからも「経済が滅びようが米韓同盟にひびが入ろうが、文大統(tǒng)領(lǐng)には関係のないこと。彼は常に北朝鮮の味方だから」「國際社會が何と言おうと、文政権は北朝鮮に片思いし続ける」「米國が遠(yuǎn)回しに警告しているのに、文大統(tǒng)領(lǐng)は気が付かないの？」「頼りない韓國政府。最近は米國の方が信じられるよ」など、現(xiàn)政権に対する不安の聲が寄せられている。

一方で「米國は首を突っ込み過ぎ。自國の心配をした方がいい」「文大統(tǒng)領(lǐng)頑張れ！もう米國に干渉されたくない。今後韓國に米軍は必要ない。韓國國民は経済的に少々困難になったとしても、正義と平和にあふれた國を望んでいる」と反発する聲も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）