2012年10月17日、ドイツ紙ディ?ヴェルトは「中國(guó)はどんなものでも欲しがるが、省エネルギーは必要としていない」と題した記事を掲載した。18日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

世界の建築物のうち、2棟に1棟は中國(guó)で建設(shè)されている。しかし、中國(guó)の多くの建築物には斷熱設(shè)備や近代的な暖房設(shè)備が欠けており、歐米企業(yè)が中國(guó)人に省エネを教えようと努力しても、それは恐らく徒労に終わるだろう。

中國(guó)政府は省エネに関して大きな目標(biāo)を設(shè)定しており、15年に単位GDP 當(dāng)たりのエネルギー消費(fèi)量を16％、二酸化炭素排出量を17％減らす計(jì)畫(huà)を立てている。しかし、実現(xiàn)は容易ではない。

中國(guó)の建築物のうち、歐米のエネルギー消費(fèi)基準(zhǔn)を満たすものは2％しかないにもかかわらず、上海のある西側(cè)経営者は、中國(guó)の省エネ市場(chǎng)は非常に小さいと指摘する。中國(guó)のエネルギーコストは非常に安いため、省エネに多くのお金をかける開(kāi)発業(yè)者がいないというのがその理由だ。

省エネが進(jìn)まない理由には、エネルギーコストの安さ以外に、中國(guó)の文化も影響している。中國(guó)人の快適意識(shí)は歐州人とは異なっており、上海などの多くのオフィスやマンションには暖房設(shè)備が設(shè)置されていない。中國(guó)の一部地域では冬になると、室內(nèi)でもコートを著たり厚著することによって寒さを凌ぐことが一般化しているため、設(shè)計(jì)?開(kāi)発段階で窓を厚くしたり、絶縁材料の使用を考慮する必要がないという。

また、中國(guó)各地で気候の差が激しいため、統(tǒng)一した基準(zhǔn)が制定しにくいことも背景にある。現(xiàn)存する法規(guī)は省エネ建築物の発展を阻害しているだけでなく、地方當(dāng)局がプロジェクトを批準(zhǔn)する際にも建築物の省エネに関する要求が欠けており、検査も実施されていない。

こうした狀況から、多くの不動(dòng)産開(kāi)発業(yè)者が省エネに関心を示していないだけでなく、不動(dòng)産購(gòu)入者側(cè)もエネルギーコストに対する関心は低い。中國(guó)ではマンション購(gòu)入者の46％が20?27歳の若い世代であるにもかかわらず、マンション購(gòu)入の最重要基準(zhǔn)はやはり価格なのである。（翻訳?編集/HA）