2012年10月18日、中國(guó)?四川省內(nèi)にある多くの大學(xué)や高校の學(xué)生食堂では、在校生だけでなく外部からのお客で溢れかえるという事態(tài)が常態(tài)化しているという。その“お客”とは、地方から出てきて建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)などで働く出稼ぎ労働者たち。安くて量も多く、味もよい學(xué)生向けの食事は、彼らにとってうってつけの食費(fèi)節(jié)約策なのだ。四川新聞網(wǎng)の報(bào)道。

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四川省の省都?成都市內(nèi)のある大學(xué)は、付近に多くの建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)があるために、建設(shè)作業(yè)員が學(xué)生食堂に連日押しよせているという。その數(shù)は1日平均100人超。1日3食をここで済ませる者も少なくないとか。ある労働者は、「建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)の従業(yè)員食堂はとにかくまずくて量が少ない。おかずの種類も少なく、重労働をするわれわれは身體がもたない。その點(diǎn)、學(xué)生食堂は安くて量も多く、ごはんはお代わり自由。時(shí)には無(wú)料でスープもつくことさえある。おかずの種類も多くて重寶している」とのこと。

かくして、ういういしい學(xué)生たちと屈強(qiáng)な汗まみれの労働者たちが入り混じるという奇妙な構(gòu)図が生まれる。大部分の學(xué)生は、「肉體労働をする彼らにとって食生活は重要だし、節(jié)約も必要だろう」と理解を示すが、一部の學(xué)生は「彼らが押し寄せるせいで、授業(yè)がちょっとでも遅れると食いっぱぐれることがある。殘り物は野菜のおかずだけ、なんてことも少なくない」とこぼす。

これに痛手を負(fù)っているのはむしろ、學(xué)生ではなく食堂の経営側(cè)。學(xué)食には大きく分けて2種類あり、學(xué)校が運(yùn)営するものと外部業(yè)者に運(yùn)営を委託しているものがある?？啶筏そU営を迫られているのは學(xué)校経営のもの。少しでも學(xué)生の出費(fèi)の負(fù)擔(dān)を抑えようと、もともと萬(wàn)年赤字の採(cǎi)算無(wú)視で運(yùn)営しているにも関わらず、半端ない大食いの労働者たちに押しかけられてはたまったものではないからだ。學(xué)校によっては、學(xué)食へ入店するのに學(xué)生証や身分証の提示を求め、ビジターには2割増しの料金設(shè)定をするところもあるという。(翻訳?編集/愛(ài)玉)