2012年10月17日、山東省済南市內(nèi)を走るバスの車內(nèi)で運(yùn)転手が気づいた強(qiáng)烈な異臭の原因は、若い女性乗客が車內(nèi)で食べていた“あの”果物だった。19日付で斉魯晩報(bào)が伝えた。

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17日午後1時(shí)頃、2階建てバスの女性運(yùn)転手?李さんは車內(nèi)に漂う異臭に気づいた。このバスの動力源は天然ガス?！弗孤─欷?？」と心配した李さんはすぐにバスを止め、ボンネットを開けて中を點(diǎn)検したが異常はない。再びバスを走らせたが、依然として異臭がする?！袱窑绀盲趣筏?、さっき見落としたのかも」と思い、乗客全員をバスから降ろし、もう一度しっかりと點(diǎn)検した。しかし、異常は見つからない。そこで乗客を再び車內(nèi)に誘導(dǎo)しようと後部乗降口からバスに乗り込んだ李さんを、今度はさらに強(qiáng)烈な臭気が襲った。

この2階建てバスには、2階に上がる階段部分下部にも座席がある。他の乗客からは見えにくい場所にあるのだが、李さんがその座席をのぞくと、そこにはヘッドホンをした若い女性が無心に果物のドリアンを食べている姿が。異臭の原因はこのドリアンだったのだ。女性は音楽を聴いていたため、車內(nèi)の騒ぎに全く気づいていなかった。済南市交通運(yùn)輸局は公共交通機(jī)関の中で物を食べることを禁じているが、罰則のある法的な規(guī)制ではないため、これを遵守するか否かは乗客の自覚に頼るしかないのが実情だ。（翻訳?編集/本郷）

ドリアン：その濃厚な味わいと強(qiáng)い甘味から「果物の王様」と呼ばれるアオイ科の樹木の果実。その果実には硫黃化合物が含まれた強(qiáng)烈な刺激臭があるため、航空機(jī)內(nèi)への持ち込みが禁じられている。公共交通機(jī)関や公共施設(shè)、ホテルなどでも持ち込みを禁じているケースが多い。