2012年10月17日、英紙フィナンシャル?タイムズは「中國の『江南スタイル』はどこに？」と題した記事を掲載し、中國政府が世界でソフトパワーの影響力を高めようと努力しているにもかかわらず、なかなか成果が現(xiàn)れない原因は偽物とコピーが中國文化のイノベーション意識と能力を阻害しているためであると分析した。19日付で環(huán)球時報（電子版）が伝えた。

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過去數(shù)年間、中國政府は海外で巨費を投じて自國イメージの普及を試みてきた。ニューヨークのタイムズスクエアに國営通信社のオフィスを設(shè)置し、英語による報道の予算を増額したほか、中國文化と中國語の普及を目的とする孔子學(xué)院をこの10年で世界に約400カ所設(shè)立した。

これらは中國政府がソフトパワーを非常に重視していることを意味しているが、最近の韓國人歌手PSY（サイ）の「江南（カンナム）スタイル」の世界的なヒットによって、中國國內(nèi)には羨望と嫉妬が入り交じった複雑な雰囲気が漂っているという。

中國人作家?莫言（モーイエン）氏が今月ノーベル文學(xué)賞を受賞したように、中國に優(yōu)秀な文化がないわけではない。しかし、中國國営メディアは「中國には『江南スタイル』のような爆発的な人気を誇るものが欠けている」と批判している。新華社通信は「文化普及の創(chuàng)造力に関して、中國は韓國に學(xué)ぶべき」との記事を掲載した。

新華社通信は別の記事でも「文化?蕓能関係者の數(shù)は韓國よりもはるかに多く、利用できる資源も決して不足しているわけではない。しかし、真に中國のソフトパワーを體現(xiàn)する文化コンテンツは不足している」と指摘した。

この原因について、フィナンシャル?タイムズは「偽物とコピーが中國文化を駄目にしており、文化作品のイノベーション意識と能力を徐々に失わさせている」と分析している。（翻訳?編集/HA）