2018年10月27日、仏RFIの中國(guó)語版サイトは、日中関係について「米中の関係悪化により対抗?fàn)顟B(tài)から抜け出す」とする記事を掲載した。

記事はまず、「米國(guó)と中國(guó)との間の貿(mào)易戦爭(zhēng)が、世界の『長(zhǎng)男』である米國(guó)と『次男』中國(guó)との関係を全面的に悪化させた。一方で『次男』の中國(guó)と『三男』の日本が手を差し伸べ合うことを促し、日中関係を7年間に及ぶ低迷期から抜け出させた」とした。

記事は、日中関係について「1972年の國(guó)交正?；詠怼⒔~えず起伏があり、2012年から13年にかけて、國(guó)土紛爭(zhēng)と歴史問題で氷點(diǎn)にまで落ち込んだ」とした上で、「米中貿(mào)易戦爭(zhēng)の暗い影のもとで、世界第2と第3の経済大國(guó)の指導(dǎo)者の握手が世間の関心を集めた。中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席は26日、北京の釣魚臺(tái)で同國(guó)を訪問した安倍晉三首相と會(huì)談した」とした。

記事は続けて、習(xí)主席が會(huì)談で「中日関係は現(xiàn)在、正常な軌道に戻った」とし、安倍首相も「競(jìng)爭(zhēng)から協(xié)調(diào)へ、日中関係を新たな時(shí)代へと導(dǎo)いて行きたい」と述べたことを紹介し、「過去數(shù)年の日中関係の狀態(tài)に比べ、両國(guó)の指導(dǎo)者の今回の態(tài)度表明はとても積極的なものだった。日本の首相の中國(guó)公式訪問は7年ぶりであり、ちょうどまさに日中平和友好條約締結(jié)40周年の節(jié)目にもあたる」とした。

また「安倍首相は日本の経済界リーダー500人を率いて訪中し、両國(guó)首脳は26日、経済協(xié)力を強(qiáng)化し、互いを脅威と見なさいないことで一致した。安倍首相の訪中期間中に、両國(guó)は500件を超える?yún)f(xié)定に署名し、その価値は計(jì)26億ドル（約2900億円）に達(dá)する」とした。

その上で、「多くのアナリストは、米中貿(mào)易戦爭(zhēng)が安倍首相の中國(guó)訪問を促進(jìn)した最も直接的な要因だと考えている。なぜなら、貿(mào)易戦爭(zhēng)のもとで、中國(guó)経済が直面する圧力がますます明確化したからだ。日本政府はこの3年余り、中國(guó)の指導(dǎo)者との対話を促進(jìn)する意欲を示してきたが、中國(guó)側(cè)は常に拒否してきた。だが現(xiàn)在、米中貿(mào)易戦爭(zhēng)が、中國(guó)の態(tài)度に変化を促した」とした。（翻訳?編集/柳川）