日印が協(xié)力強(qiáng)化も「食い違いは隠せない」―中國メディア

Record China    2018年10月31日(水) 15時50分

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30日、新華社通信は、日本の安倍晉三首相が訪日したインドのモディ首相と會談し、経済?貿(mào)易や安全保障、先端技術(shù)などの分野で協(xié)力を強(qiáng)化することで合意したことに関連し、「日印が協(xié)力を強(qiáng)化するも、食い違いを隠すことは難しい」とする記事を掲載した。資料寫真。

2018年10月30日、中國國営新華社通信は、日本の安倍晉三首相が29日、訪日したインドのモディ首相と會談し、経済?貿(mào)易や安全保障、先端技術(shù)などの分野で協(xié)力を強(qiáng)化することで合意したことに関連し、「日印が協(xié)力を強(qiáng)化するも、食い違いを隠すことは難しい」とする記事を掲載した。

記事はまず、「日本はインドとの密接な関係を外部に発信しようとしているが、首脳會談では安倍首相が熱中する『インド太平洋戦略』には觸れられなかった。これについて、両國の利益が異なることを強(qiáng)調(diào)するものだという見方がある」とした。

記事は、「會談後の共同聲明によると、両首脳は外務(wù)?防衛(wèi)閣僚會合(2プラス2)を設(shè)けることや、日本の自衛(wèi)隊(duì)とインド軍の間で物資を融通する『物品役務(wù)相互提供協(xié)定』の交渉を始めることで合意した。また防衛(wèi)産業(yè)や政府部門の交流を促進(jìn)し、防衛(wèi)裝備と技術(shù)の共同開発を強(qiáng)化するという。人工知能(AI)技術(shù)分野での協(xié)力や、スタートアップ企業(yè)や人材の相互進(jìn)出を促す『日印デジタル?パートナーシップ』の覚書にも署名した」などと紹介した。

その上で、日本経済新聞の報(bào)道を引用し、日本の産業(yè)技術(shù)総合研究所とインドの大學(xué)がAI技術(shù)の共同開発に乗り出すほか、ロボティクス分野での共同研究を開始し、次世代無線通信規(guī)格「5G」の協(xié)業(yè)も視野に入れると伝えた。

さらに、「日本メディアによると、日本はモディ首相のもてなしに工夫を凝らした。安倍首相はモディ首相を富士山麓の湖景を眺望できるホテルに招待し、紅葉の景色を楽しみ、非公式の晝食會を開いた。また自身の別荘にも招き夕食を共にした。安倍首相による外國要人の別荘招待は初めてだ。安倍首相は昨年、モディ首相の出身地のインド西部グジャラート州を訪問した際、歓迎を受けた」などと伝え、安倍首相がモディ首相をこれほど手厚くもてなした理由として、「一つは前回のインド側(cè)の歓迎に対する返禮であり、もう一つは両國関係の親密さを示すことで外部に日印協(xié)力の深まりをアピールするためだ」とする日本の法政大學(xué)の趙宏偉(ジャオ?ホンウェイ)教授の話を伝えた。

そして、「言及しなければならないのは、安倍首相はインドを自身が提唱する『自由で開かれたインド太平洋戦略』の重要な協(xié)力パートナーの一つとみなしているものの、インドは『インド太平洋戦略』に慎重な態(tài)度を見せていることだ」と指摘し、谷口誠元國連大使の話として「インドは中國との関係発展を重視しており、安倍首相の『インド太平洋戦略』には特に関心がない」と伝えた。また趙宏偉氏が「インドは非同盟の外交政策を貫いており、日本と共に『戦略』を?qū)g施することに同意したことはない。安倍首相は今回、『戦略』の二文字に言及しなかった。共同記者會見では『自由で開かれたインド太平洋というビジョンの実現(xiàn)に向けて推進(jìn)していく』と述べるにとどまった」と指摘したことも紹介した。

その上で、「インドは來年総選挙を控え、國內(nèi)経済の発展に力を入れるモディ首相は、日本の投資と技術(shù)の導(dǎo)入を望む一方で、対中関係の発展も重視しなければならないとの見方がある」とし、趙宏偉氏が「安倍首相が訪中した際、日中両國は第三國市場での協(xié)力を展開することで合意した。日中両國の企業(yè)によるインド市場での協(xié)力には巨大な潛在力がある」と指摘していることを伝えた。(翻訳?編集/柳川)

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