＜日中経済?新事情＞

関連用語：ルノー、日産自動車、三菱自動車、ベンチャーキャピタルファンド、自動運転、WeRide．a(chǎn)i（文遠知行） / 丸紅、B to B電子商取引、シンガポール、ファイナンス、中國中小企業(yè) / 住友商事、自動車アフター部品 / センコー、ランテック、冷蔵冷凍、物流センター、北京 / 三陽商會、100年コート、上海、日本古來の文化

●ルノー?日産自?三菱自のVCFが自動運転技術(shù)を手掛ける中國企業(yè)のリード投資家に

ルノー?日産自動車?三菱自動車が設立した戦略的ベンチャーキャピタルファンド「アライアンス?ベンチャーズ」は10月31日、完全自動運転（レベル4）の技術(shù)開発に特化した企業(yè)として中國で業(yè)界をリードするWeRide．a(chǎn)i（文遠知行）の資金調(diào)達ラウンド（シリーズA）において、リード投資家をつとめたと発表した。

同投資は、次世代自動車技術(shù)の最先端に立つ起業(yè)家や新興企業(yè)を支援するアライアンス?ベンチャーズの戦略の一環(huán)で、中國への投資はWeRide．a(chǎn)i社が初めてのケース。、WeRide．a(chǎn)iは、完全自動運転に特化した中國新興企業(yè)の中で、グローバル規(guī)模の自動車會社グループと戦略的提攜を結(jié)ぶ最初の企業(yè)になった。

●丸紅、中國Zall社とのシンガポールでのオンライントレードファイナンス事業(yè)を検討

丸紅は10月31、中國大手のB to B 向け電子商取引プラットフォーム事業(yè)者である卓爾智聯(lián)集団（Zall、本社?湖北省武漢市）と、同社傘下のCommodities Intelligence Centre（CIC）がシンガポールで運営するB to B向け國際貿(mào)電子商取引プラットフォーム（CICプラットフォーム）へのオンライントレードフファイナンスサービス提供について共同検討する覚書を10月12日に締結(jié)したと発表した。

CICは、Zall及びシンガポールの電子貿(mào)易取引事業(yè)者であるGlobal eTrade Services Asia（GeTS）、シンガポール証券取引所の3社が共同出資して設立。10月にCICプラットフォームの商業(yè)運転を開始した。

主要取扱商品は、砂糖、綿、鋼材、化學品など。Zallの中國國內(nèi)で蓄積したノウハウやネットワーク、GeTSのブロックチェーン技術(shù)を融合させることで、國際貿(mào)易の拡大加速を目指している。

丸紅とZallは、CICプラットフォームにオンラインでトレードファイナンスサービスを提供することで、國際貿(mào)易への參加が難しかった中國の中小企業(yè)に対して、低コストで利便性の高いアクセス手段を提供する考え。

●住友商事、自動車アフター部品流通販売の合弁會社設立へ

住友商事は10月31日、河南中シン企業(yè)集団（本社?河南省鄭州市?！弗伐蟆工稀钙贰工巍缚凇工颉附稹工耍─裙菠恕⒅袊詣榆嚗ⅴ榨咯`市場向けに消耗品や一般修理部品の販売を目的に、自動車部品流通販売の合弁企業(yè)を設立する事で基本合意したと発表した。住友商事が出資比率の過半を占める予定。

合弁會社は、主にOEMサプライヤーが製造する中高級車種向け消耗品や一般修理部品を中心に販売する予定。販売先としては、中シン集団傘下で自動車アフターサービスを提供する中シン之寶汽車服務やその他の地域代理店などを想定する。

中國では自動車保有臺數(shù)の増加に伴い、自動車アフター市場も急速に拡大。平均車齢が5年に近づいてきており、今後數(shù)年間で修理や整備等の需要が年率數(shù)十パーセントで拡大し、今まで以上の品質(zhì)保証體制や技術(shù)力の向上、販売チャンネルの透明化が求められると予想される。

●センコーなど、冷蔵?冷凍の機能もつ北京物流センターが稼働

センコーとランテックは10月31日、冷凍?冷蔵機能を持つ「北京物流センター」が11月1日から稼働すると発表した。同センターは、中國の中外運空運発展（シノトランスエア）との3社で設立した合弁會社の中外運扇拡國際冷鏈物流（上海）が設立した。

中外運扇拡は、センコーの現(xiàn)場力とランテックの冷凍?冷蔵物流の技術(shù)?ノウハウを生かし、中國國內(nèi)の冷凍?冷蔵物流需要に対応する。トラックバースには16臺接車可能なドックシェルターを備え、外気溫に觸れることなく保管商品の荷捌きが可能。冷凍?冷蔵設備に省エネ型の自然冷媒冷凍機を採用するなどで、二酸化炭素排出量削減と地球溫暖化対策にも対応する。

●三陽商會、日本の「ものづくり力」を結(jié)集させた「100年コート」が中國進出へ

三陽商會は10月31日、2013年の同社設立70周年を機に登場させた「100年コート」が中國に初進出すると発表した。11月5～10日に上海で開催される第1回中國國際輸入博覧會（CIIE2018）の高島屋ブースに出品する。同時期に上海高島屋で開催される「J∞QUALITYスペシャルショップ」でも販売される。

「100年コート」は同社のシンボルとも言える商品で、日本における匠の技に拘ったものづくりを結(jié)集させたコートだ。三陽商會は「100年コート」を通じて、「よいものを長く大切に使う日本古來の文化」の魅力も広く伝える考えだ。（翻訳?編集/如月隼人）