2012年10月24日、ベルギーの仏字紙「L’Echo」は、駐ベルギー中國大使、廖力強(qiáng)（リャオ?リーチアン）氏の署名記事「なぜ釣魚島（尖閣諸島の中國名）が中國領(lǐng)だと言っているのか？」を掲載した。中國新聞社が伝えた。

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それによると、廖氏は先週末、ブリュッセルのGalerieBortier通りにあるSchwildenという書店で1832年にフランス統(tǒng)合參謀本部のピエール?ラビ大佐親子が書いた地図を発見、そこにははっきりと「釣魚嶼」（尖閣諸島の明代?清代の中國での呼稱）と書かれていた。

廖氏は「中國が15世紀(jì)初めに釣魚島を発見し、臺灣の付屬島しょとして管轄していたことは、國內(nèi)外の歴史文獻(xiàn)に記載されている。1785年（江戸時(shí)代）に書かれた日本の『三國通覧図説』にも釣魚島と中國大陸が同じ色で塗られており、中國の一部と認(rèn)めていた証拠だ」と主張している。

また、「釣魚島問題は1895年に遡って考えるべきだ」と廖氏。日清戦爭に勝利した日本が1895年の下関條約で割譲された「臺灣全島及びすべての付屬島しょ」に尖閣諸島も含まれており、1945年のポツダム宣言で「臺灣の付屬島しょ」として中國に返還されたと強(qiáng)調(diào)。1972年の國交正?；坞Hに両國首脳が棚上げという共通認(rèn)識を持ったおかげで、この40年で日中関係は大きく発展したと指摘した。

その上で、「中國は隣國との領(lǐng)土問題を友好的な話し合いで平和的に解決することを一貫して望んでいる。日本が歴史と現(xiàn)実を正視し、情勢をはっきり認(rèn)識して誤りを正し、話し合いでの解決という正しい道に戻ることを希望する」と締めくくった。（翻訳?編集/NN）