2012年10月25日、來月に控えた政権交代で、中國當(dāng)局が國內(nèi)のインターネット検閲を強(qiáng)めるとの報(bào)道が出ている。

【その他の寫真】

來月8日より開催される中國共産黨第18回全國代表大會（＝以下、十八大）で、國家最高指導(dǎo)部の新人事が決定する中國。國內(nèi)の一部メディアが中國工業(yè)?情報(bào)化部からの情報(bào)として報(bào)じたところによると、大會開幕前日の11月7日から閉幕までの期間、中國國內(nèi)は“封網(wǎng)（インターネット封鎖）”措置が取られるという。これによって、より一層の閲覧?検索制限が敷かれると考えられるほか、メールの送受信などにも影響する恐れがある。

これを受けて26日、中國工業(yè)?情報(bào)化部の朱宏任（ジュー?ホンレン）報(bào)道官は、「“封網(wǎng)”という文言は不適切な表現(xiàn)」と、報(bào)道を正した。各通信関連企業(yè)がインターネット環(huán)境の設(shè)備保守やメンテナンスを強(qiáng)化していることは事実で、これは十八大の會期中も良好な通信環(huán)境を保証するための措置を説明した。

しかしながら、中國で絶大なユーザー數(shù)を誇る簡易投稿サイト「新浪微博」で確認(rèn)したところ、「十八大、封網(wǎng)」のキーワードで検索できる関連投稿には、「関連の法律法規(guī)?政策に準(zhǔn)じて、検索結(jié)果は表示できません」として表示がされないようになっていた（26日午後現(xiàn)在）。これは“閲覧制限”には當(dāng)たらないものなのだろうか？

翌月に迫った政権交代に関しては、次期最高指導(dǎo)者に習(xí)近平（シー?ジンピン）現(xiàn)國家副主席が內(nèi)定しているほかは、最高指導(dǎo)部にあたる政治局常務(wù)委員などの人事は依然として不透明で、情報(bào)が錯綜（さくそう）している。この激しい情報(bào)戦の中、各人事候補(bǔ)の汚職やスキャンダルの暴露などが警戒されていると同時に、會期中のテロ対策も必要となっている狀況だ。(翻訳?編集/愛玉)