中國高速鉄道で父親が娘にわいせつ?「違法ではない」の司法判斷が大論爭に―米華字メディア

Record China    2018年11月2日(金) 23時0分

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1日、米華字メディア?多維新聞は、中國で自分の娘にキスしたり體を觸ったりしていた男性に対し、警察當局が「児童わいせつに當たらない」との司法判斷を下したことで波紋が広がっていることを報じた。

2018年11月1日、米華字メディア?多維新聞は、中國で自分の娘にキスしたり體を觸ったりしていた男性に対し、警察當局が「児童わいせつに當たらない」との司法判斷を下したことで波紋が広がっていると報じた。

記事によると、中國高速鉄道の車內で先日、男性が自分の娘である5歳の女児の衣服をまくりあげて體を觸ったり、キスしたり、ズボンの中に手を入れたりする事案が発生。ネットユーザーが公開した映像では、女児が「パパ、痛い、もうお尻觸らないで」などと叫んでいる様子が映っていたが、事案の処理を擔當した江西省南昌鉄路公安局は10月31日に発表した聲明で「男性の行為はわいせつ行為に當たらず、違法性はない」との判斷を下したことを明らかにした。

記事は、中國の刑法中にある「児童わいせつ罪」では、14歳以下の児童に対する性交以外のわいせつ行為についても罪が適用されると規(guī)定されているほか、親族関係であるかを問わず責任能力のある刑事責任年齢以上の者すべてに適用される、と指摘した。

その上で「警察當局の判斷は、わいせつ行為と斷定する法的根拠が少ないとの判斷かもしれないが、法律の運用を誤っている可能性がある。一部の國民の間では、親族関係のわいせつ行為は法の効力が及ばず、おとがめがないか、あっても軽い処分で済むと誤解している人がいる」と論じている。

そして、「この問題の背後にはさまざまな可能性がある。例えば、法を扱う人物が法律に対する認識を十分に持っていないかもしれないし、あるいはなんらかの利益供與を受けているかもしれない。明らかになっている情報でそれを確かめることはできないが、警察の判斷自體が現(xiàn)地の法執(zhí)行機関や監(jiān)督管理體制に問題があることを浮き彫りにした」と指摘している。(翻訳?編集/川尻

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