2018年11月1日、観察者網(wǎng)は、歐州の2大列車メーカーである獨(dú)シーメンスと仏アルストムの鉄道事業(yè)統(tǒng)合に、歐州連合（EU）が「待った」をかけたと報(bào)じた。

記事は、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルの1日付報(bào)道を引用し、歐州委員會(huì)が10月31日に両社に対して「列車および信號(hào)システムの供給分野の競(jìng)爭(zhēng)がなくなるため、統(tǒng)合計(jì)畫には問題がある」との判斷下したと伝えた。

そして、シーメンスの広報(bào)擔(dān)當(dāng)者が「EUが反対する理由を一定期間精査し、來年1月28日のEUによる最終決定前に解決案を出したい」とし、アルストムの広報(bào)が「引き続き歐州委員會(huì)と建設(shè)的な協(xié)力を進(jìn)め、統(tǒng)合の理由やメリットについて説明していく。來年上半期に統(tǒng)合できると信じている」と語ったことを紹介している。

ウォール?ストリート?ジャーナルによれば、両社の統(tǒng)合計(jì)畫は國(guó)際市場(chǎng)において中國(guó)中車（CRRC）に対抗する狙いがあるとみられるが、中國(guó)中車は歐州での業(yè)務(wù)が少ないため、競(jìng)爭(zhēng)関係にある両社の統(tǒng)合で、同域內(nèi)において獨(dú)占企業(yè)が生まれることになるという懸念がEU內(nèi)にはあるようだ。

両社は今年3月に統(tǒng)合の合意書に署名し、9月26日には鉄道事業(yè)部門が対等合併して新本社をフランスに、交通ソリューション業(yè)務(wù)の本部をドイツに設(shè)置するという覚書にも署名していた。（翻訳?編集/川尻）