中國メディアの新華網(wǎng)は2日、「公務(wù)員法修正案、新たに『家庭の美徳に違反』などの禁止規(guī)則を盛り込む」と題する記事を掲載した。

中國では新たな法案や修正案が最終審議される前に公開される?！干鐣我庖姢驇冥螭幛搿工趣卫碛嗓恰⒎ò袱胜嗓蠓藟涓丹欷毪长趣悉蓼氦胜い?、それでもかなりの修正が施される場合もある?，F(xiàn)行の公務(wù)員法は2006年6月の施行で、社會の現(xiàn)狀に適合しない部分が発生したとの理由で作られた修正案は1日に発表され、12月1日までの期間で意見を公募する。

同修正案は、公務(wù)員の管理が厳格化されたことが特徴だ。これまでは問題行為に対しては「第9章 懲戒」を設(shè)けていたが、「第9章 監(jiān)督と懲戒」として、監(jiān)督の対象となる狀況を追加した。

修正案はさらに、禁止行為として「國家の民族と宗教政策に違反」「民族団結(jié)と社會の安定を破壊」「不擔(dān)當(dāng)、不作為」「家庭の美徳に違反」などを追加した。

宗教政策や民族団結(jié)については、主に少數(shù)民族対策が念頭と考えられる。なお中國で用いられる「民族団結(jié)」とは、ひとつの民族としての団結(jié)でなく、多民族が相互に団結(jié)することを意味する?！覆粨?dān)當(dāng)、不作為」とは、「職責(zé)の回避」を意味する。

「家庭の美徳に違反」とは、いわゆる「不倫行為」の禁止と考えてよい。これまで幹部の腐敗問題が発表される際には、具體的な違反行為について「収賄」「職権亂用」などに「亂れた異性関係」などが追加される場合があった。しかし「異性関係」については共産黨の黨規(guī)違反であり、法律違反ではないとされてきた。しかし公務(wù)員法修正案が採択されれば、今後は「亂れた異性関係」も違法行為とみなされる可能性が出てくる。（翻訳?編集/如月隼人）