2012年10月24日、南アフリカ共和國(guó)の英字紙The Starによると、アジア各國(guó)などでサイの角を薬として使用することが原因で、南アフリカ共和國(guó)のサイが大量に密猟されている。同國(guó)の蕓術(shù)家がこれに抗議するため、サイの角と同じタンパク質(zhì)などでできている自分の足の爪を切って中國(guó)大使館に送る映像をYouTubeに公開し、話題を集めている。米華字メディア?多維新聞が伝えた。

【その他の寫真】

この蕓術(shù)家は同國(guó)東ケープ州グラハムズタウン出身のマーク?ウィルビーさん。これまでにもサイの密猟に反対する請(qǐng)願(yuàn)書などに署名してきたが、効果があまりないことに気付き、今回の方法を思い付いた。

ウィルビーさんがアップロードした動(dòng)畫は「ゴメンな、中國(guó)よ」の題名が付けられており、動(dòng)畫の中で中國(guó)大使館の住所を表示し、多くの人にこの行為を真似するよう呼び掛けている。ただし、「私は中國(guó)大使館や中國(guó)政府がサイの角の貿(mào)易に関係していると言っているわけではなく、多くの人にこの事件を理解してもらえるよう中國(guó)政府の協(xié)力を得たいだけ」と話している。

サイの角の貿(mào)易量が増加している原因はアジアの人々が薬用価値があると信じ込んでいることにあるが、実際にはサイの角は人間の毛髪や爪と同じでタンパク質(zhì)の一種であるケラチンなどで構(gòu)成されているにすぎず、ウィルビーさんは「アジアの人々の認(rèn)識(shí)は理解できない」と話している。

しかし、実際にはサイの角の主要消費(fèi)國(guó)は中國(guó)ではなく、ベトナムや中東諸國(guó)の需要の方が大きい。中國(guó)では現(xiàn)在、サイの角を薬として調(diào)合することはほとんど無く、多くは野牛の角を使用しているという。

南アフリカ政府が10月16日に公表したデータによると、同國(guó)には約2萬頭のサイが生存しているが、今年はすでに455頭が殺されており、昨年1年間の448頭を上回っている。（翻訳?編集/HA）