2018年11月4日、米中外交筋が明らかにしたところによると、2日のトランプ米首相と習(xí)近平中國(guó)國(guó)家主席による電話(huà)首脳會(huì)談を受けて、米中の貿(mào)易戦爭(zhēng)打開(kāi)に向けたトップ級(jí)の事前折衝がスタートする。11月30日のアルゼンチン?ブエノスアイレスでの米中首脳會(huì)談で「米中の健全な相互発展」に関する共同宣言が発表される見(jiàn)通しという

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)による対中関稅引き上げなどの保護(hù)主義的な政策と中國(guó)の報(bào)復(fù)措置は、米消費(fèi)者?製品物価の上昇や株価急落、大豆など農(nóng)産物価格の軟化などの形で米國(guó)自身にブーメランのように跳ね返り、米経済に深刻な打撃を與えている。特に多くの企業(yè)の業(yè)績(jī)懸念とマーケットの変調(diào)は、株価の上昇を誇示してきたトランプ氏には想定外だ。一方で対中赤字は一向に減少せず、しびれを切らしたトランプ氏が首脳會(huì)談と打開(kāi)策を持ち掛けた。

同筋によると、米中間の事前折衝は両首脳の代理としてペンス副大統(tǒng)領(lǐng)と王岐山副主席、ライタイザー米通商代表部（USTR）代表と劉鶴副首相との間で進(jìn)められる。

トランプ?習(xí)會(huì)談では、両首脳が「米中の健全な発展」を宣言する。具體的に、中國(guó)側(cè)は金融サービスや農(nóng)業(yè)分野での自由化を促進(jìn)することを宣言に盛り込む。米國(guó)が切望している大豆と液化天然ガス（LNG）の大量購(gòu)入に踏み切る。

さらに中國(guó)はサービス部門(mén)を中心とした米國(guó)からの購(gòu)入を増やし、今後5年間で米國(guó)の対中収支赤字を削減する。

このほか、トランプ?習(xí)會(huì)談では朝鮮半島の非核へ向けた約束を共有し、協(xié)力をさらに強(qiáng)化するために、年內(nèi)にポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官と王毅外相が會(huì)談することになっている。

月末の米中首脳會(huì)談は、経済摩擦の打開(kāi)に向けた大きな転換點(diǎn)になりそうだ。（八牧浩行）