2018年11月3日、広州日報(bào)など、複數(shù)の中國メディアによると、アモイ市の野生動物園で來園客がワニに石を投げつける騒動があった。その理由が伝えられると、ネットユーザーからは怒りの聲が上がっている。

記事によると、騒動が起きたのは先月31日。同動物園で飼育されている體長5．8メートル、體重2500キロのワニに、來園客の一家が石を投げつけた。「ワニが微動だにしなかったので本物かどうか確かめようとした」というのがその理由。石が當(dāng)たるとワニは痛みで體を動かし始めた。石を投げた家族はそれを見て、うれしそうに寫真撮影をしていたという。しかし、傷口から血が流れ始めると、家族はそそくさとその場を後にしたそうだ。

中國のネットユーザーからは、「なんて恥知らずな」「重罰にしてください！」「モラルのかけらもない」「一家全員捕まえよ」といった非難の聲や、「本物かどうか確かめたかった」という理由に対し、「どうぞ柵の中にお入りください」「（ワニの）口の中に頭突っ込んでみれば分かるだろう」といった聲も寄せられている。

動物園の擔(dān)當(dāng)者によると、傷付いたワニは絶滅危懼種だといい、法に照らして當(dāng)事者の責(zé)任を追及する考えだという。

中國の動物園では過去にも來園客がパンダやカバ、トラなどに石やごみを投げる騒動が起きている。（翻訳?編集/北田）