2012年10月29日、マレーシア華字紙?光華日?qǐng)?bào)によると、浙江省寧波市政府が市民の反対により化學(xué)工場(chǎng)建設(shè)を中止した。

【その他の寫(xiě)真】

浙江省寧波市鎮(zhèn)海區(qū)の環(huán)境デモが注目を集めている。近年、中國(guó)では環(huán)境問(wèn)題への注目が高まり、環(huán)境負(fù)荷の高いプロジェクトの撤回を求めて住民が抗議運(yùn)動(dòng)を起こすケースが増えている。寧波市でも石油精製施設(shè)拡張への反対運(yùn)動(dòng)が起きていた。最終的に數(shù)千人が集まり、市政府はデモに屈服した。

デモの経緯は次のとおり。10月上旬には工場(chǎng)予定地の住民が計(jì)畫(huà)撤回を求めて陳情していたが、政府は取り合わなかった。22日から集団陳情という形で抗議運(yùn)動(dòng)が広がり、やがて街頭でのデモという形に拡大していく。一時(shí)は地元警察が催涙弾を発砲、負(fù)傷者を出す騒ぎも起きている。

28日には寧波日?qǐng)?bào)が「デモは市の経済発展のチャンスを破壊する」との社説を掲載したが、翌日、デモはさらに規(guī)模を拡大した。デモ隊(duì)は寧波日?qǐng)?bào)社前を通行する際、中指を建てて抗議の意志を表明している。

29日に寧波市政府はパラキシレン製造プロジェクトについて建設(shè)計(jì)畫(huà)を永久に中止すると公表した。パラキシレンは石油精製の過(guò)程で製造される中間原料。福建省アモイ市や遼寧省大連市でもパラキシレン製造施設(shè)反対の抗議運(yùn)動(dòng)が起きた経緯があり、中國(guó)では「有毒物質(zhì)」としての認(rèn)知度が高い。（翻訳?編集/KT）