2012年10月29日、過去30年の急成長のツケが現(xiàn)れつつある中國経済。そんな中、新首相として経済政策を主導(dǎo)することになる57歳の李克強（リー?カーチアン）氏の前途はかなり険しいものになるとみられる。米華字サイト?多維新聞が伝えた。

【その他の寫真】

改革開放後の30年で驚異的な発展を遂げた中國経済。だが、最近は様々な弊害が目立つようになっており、大きな爆発が今後數(shù)年以內(nèi)に集中して起きる危険性も指摘されている。11月の第18回中國共産黨全國代表大會（18大）で新首相に任命され、來年2月には溫家寶（ウェン?ジアバオ）氏から首相の座を引き継ぐことになる李氏。1949年の建國後最も大きな権力を持つ首相になるといわれているが、就任後はいばらの道が待っている。

新首相の前には▽國有企業(yè)の獨占狀態(tài)の改善▽バランスを失っている経済構(gòu)造の調(diào)整▽既得権益層に阻まれてきた経済市場化のさらなる推進▽法治化の推進▽経済成長の維持とインフレの抑制▽経済発展に伴う環(huán)境汚染問題への対策―など難題が山積み。地雷を踏む覚悟で臨まなければならないだろう。

李氏は副首相就任後、「醫(yī)療改革」と「低中所得者用住宅の建設(shè)」という中國にとって長年の懸案に取り掛かり、わずか數(shù)年で成果を上げた。今では基本醫(yī)療保険のカバー率が全人口の95％以上に達(dá)し、病気治療の敷居の高さを改善。低中所得者用住宅も著々と建設(shè)が進んでおり、大中都市の不動産バブルの膨張も抑えている。（翻訳?編集/NN）